THE ACCOUNTANT
上映時間 128分
脚本 ビル・ドゥビューク
監督 ギャヴィン・オコナー
出演 ベン・アフレック/アナ・ケンドリック/J・K・シモンズ/ジョン・バーンサル/ジェフリー・タンバー/シンシア・アダイ=ロビンソン/ジーン・スマート/ジョン・リスゴー
ベン・アフレックが天才的な会計士にして凄腕の殺し屋という異色のアンチ・ヒーローを演じるクライム・サスペンス。
田舎町で小さな会計事務所を構える物静かな男、クリスチャン・ウルフ。他人とのコミュニケーションに問題を抱える一方、数字に対して超人的な能力を発揮する彼は、裏社会と繋がりを持ち、彼らの仕事を請け負っていた。アメリカ政府当局もその存在には気づいていたが、なかなか正体を掴めずにいた。そんな中、ウルフのもとに大手メーカー、リビング・ロボ社の財務調査という依頼が舞い込む。しかし、同社の経理担当デイナとともに使途不明金の解明に乗り出した矢先、調査は一方的に打ち切られてしまう。そしてその日から、何者かに命を狙われるウルフだったが…。
当初スルー予定だったこの作品、ツイッターの「面白かった!」の一言で観に行って正解♪
ベンが殺し屋~?!でしたが、
主人公がナゼ表の顔「会計士」で、裏の顔を持たねばならなかったのかも説得力があり
一度も退屈することもなく楽しめました
「ベンが会計士で殺し屋」私はコレだけの前知識しかなかったのですが、
これからご覧になる方も、余り情報を入れずに行かれた方がきっと楽しめると思います。
冒頭、一つの事件現場に忍び寄るある人影――
ターゲットの命乞いをする音声と銃声、、目撃する人影―…
繰り返し“ソロモン・グランディ”を歌い暴れる高機能自閉症の男の子と、
その彼を取り巻く家族と医師―。
やがて彼は、妹の差し出す、パズルの最後の1ピースで落ち着きを取り戻す…。
そんな出だしのシーンは、このストーリーに登場する人物たちの情報が詰まっていて
結構重要なんですが、
それさえ押さえていれば、後は解りやすい流れ。
財務省捜査官のキングは、闇組織の資金洗浄という危険な仕事をしながら
裏社会で生き延びている“会計士”の正体を知りたいが、
その仕事を分析官のデイナ・カミングスを脅してまで後を継がせようとする。
それはナゼか??
市民の安全を脅かしながら資金を増やしていく闇組織から
カタギの企業の仕事を引き受けたはずのクリスチャン・ウルフと“相棒”の敵は?!
これは、高機能自閉症の男の人生を描いているようで、
実は異質な者を抱えた家族の物語でもある。
元軍人らしい父親の、兄弟二人の将来を見据えた子育て…。
逃げずに厳しくやり遂げさせるそれは、、女親では出来なかった選択だったと思う。
ずっとポーカーフェイスだったベンでしたが、
仕事以外で、相手と目を合わせられない二つのシーンが可愛いい