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下剋上受験 第3話

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中卒の父と、塾なしで偏差値41から70へ
中卒の父と、偏差値41の娘が、進学塾にも行かず偏差値70の桜蔭中学を目指す500日
脚本 両沢和幸「お金がない!」「幸せになりたい!」「味いちもんめ」
主題歌  斉藤和義『遺伝』
演出 福田亮介『ダメな私に恋してください』『重版出来!』『空飛ぶ広報室』 吉田秋生「天国に一番近い男(2)」

出演 阿部サダヲ/深田恭子/山田美紅羽/小芝風花/岡田浩暉/風間俊介/要潤/小林薫

桜井信一と娘の佳織は、“俺塾”と命名した自宅の勉強部屋で本格的に受験勉強を始める。
睡眠時間を削って勉強に励む2人を妻の香夏子は心配そうに見守る。
その頃、信一の後輩社員・楢崎哲也(風間俊介)は仕事の悩みを抱えていた。それは、勉強に熱中し過ぎる信一が楢崎に仕事を任せきりにしていることが原因なのだが、当の本人は気付いていない。
そんなある日、物件の内覧客案内のために信一を待っていた楢崎だったが、約束の時間にも姿を見せず、現れたのはお客が帰った後だった。そして仕事をすっぽかした事は知らん顔で楢崎に受験相談を持ちかける始末。そんな信一の態度に楢崎の不満は膨らむばかりだった。
そんな中、桜井家に佳織の担任教師・小山みどりが家庭訪問にやってきた。最近佳織が授業中に居眠りすることが増えたからだという。そして、桜井家の事情を知ったみどりに佳織の中学受験を猛反対されてしまう。さらに、“中学受験は親の見栄”だと言われショックを受けた信一は、
“本当に中学受験は佳織のためなのか?”と、自問し始める。

学歴コンプレックスを抱えながら、いつも元気で営業成績も悪くなかった信一。
会社の上司も認めていたが、、周りが見えていない信一は雑用も楢崎一人に押しつけサッサと帰宅・・・。
佳織は学校の勉強も受験勉強も頑張り、信一も仕事も勉強も頑張る―約束だった......

契約目前の物件の案内当日、担任教師の家庭訪問があり、
その日も仕事は新人の楢崎一人にして、信一は妻の香夏子と家庭訪問を受ける選択。
まあ、、私世代からするとこの選択はどうなの??って感じだけど、受験の言い出しっぺは自分なのでしょうがないってところなんでしょう。


小山先生は、
「娘の為と言いながら自分の事しか考えてない―‥貴方は私の父と同じだ!」ト言う。
先生の剣幕に怯む信一に代わって香夏子と佳織が庇う場面。きゅんとしました。。
そして、信一の心に芽生えた疑い・・・

(俺はもう一度考えた…本当にコレは佳織の為なのか?)
しかし、塾の合格者から譲り受けたテキストに親の書き込みに気づいた信一は答えを出す。
佳織の為なのかを問い続けるより、佳織の為になるよう努力する!そこには親の愛がある!


一人で寂しく📺をみるしかなかった香夏子も漢字の勉強をバスタイムでやることに

一日のタイムスケジュールを信一が作った矢先、、
佳織はつるかめ算を解き、先生に褒められていたころ‥信一は会社で――

「今回の物件に際して桜井さんは何一つやっていません。ボク一人で売った物件です」
――本当なんですもん。。何もしないで売れたら共同セールスなんて虫が良すぎる。
娘の事に一生懸命になるあまり、香夏子や楢崎を傷つけてきた信一....。


アツ過ぎる信一パパ、でも、
壁にぶつかりながら、受験生の親として、本当にちゃんと考え成長しています。
もちろん、香夏子や佳織の絶大な信頼があっての事なんですがね
一生懸命な行動は人の心を動かし、、時には人を傷つける・・・
でも、そこにいち早く気づくかどうか、そこが描けていて今回も良かった♪

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