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ペイチェック 消された記憶

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記憶を売った報酬=19個のガラクタ
すべての鍵はここにある――
原題 PAYCHECK
製作年度 2003年
上映時間 118分
原作 フィリップ・K・ディック(ハヤカワ文庫刊『ペイチェック――ディック作品集』収蔵)
脚本 ディーン・ジョーガリス
監督 ジョン・ウー
出演 ベン・アフレック/アーロン・エッカート/ユマ・サーマン/ポール・ジアマッティ/コルム・フィオール/ジョー・モートン/キャスリン・モリス

多額の報酬と引き替えに3年間の記憶を消された男が、陰謀に巻き込まれたことを知り、真実と失われた記憶を取り戻すため奔走する近未来SFサスペンス
近未来。コンピュータ・エンジニアのマイケル・ジェニングス(ベン・アフレック)は短期間で極秘プロジェクトに属しては、その期間の記憶すべてを消し、高収入を得ていた。ある日、彼は親友(アーロン・エッカート)から100億円の報酬と3年分の記憶を抹消する大仕事を頼まれる。

舞台が近未来の企業モノというと、最近のものだとレオの「インセプション」が記憶に新しい。
ただ、大きく違うところは、コチラはリアルで潜入(勤務)、その極秘開発内容を守る為に
予め記憶の期間を設定後、契約、そしてその期間終了後には記憶が消されているというもの。

確かにハイテク企業にとっては、産業スパイ防止に打ってつけのシステムかもしれないが、
「能力」プラスその人生の一部、「記憶」を売るという、その設定が面白いが、
さて、3年もの人生の一部を切り取って、高額報酬を得たはずのマイケル。
だが、記憶を消して再び彼が目覚めた時、手にしたものは―?!



契約終了後に受け取ったものは100億円ではなく、自分宛の1通の封筒。
その中には、ガラクタのような19個のアイテム。
そして誓約書には“報酬を辞退する代わりにこの紙袋を受け取る”という自分のサインが…!!

過去2度もレンタルして観たのに、途中必ず邪魔が入り、家族も観ていた為に
そのまま空白部分をリピートすることなくフィニッシュしていたのでした・・・
が、今回はノーカット字幕でBSの録画が出来たので初めて通しで観れました〜。
面白いっ

常に能力と記憶を切り売りして、高額報酬を得てきた、合理主義の彼が、
なぜ今回に限り報酬を辞退し、ガラクタに代えたのか?ココがミソ
敵は解っていても、ミステリアスでスリリングな展開はかなり楽しめると思います♪

ジョン・ウー監督ということで、白い鳩はどこで出てくるのか(笑)
まあ、そこら辺は記憶に鮮明だったですし、
なぜかラストはハッキリ覚えていたんですよね〜

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