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Channel: to Heart
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私が、生きる肌

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あなたは、
これを愛と呼べるか――
原題 LA PIEL QUE HABITO/THE SKIN I LIVE IN
製作年度 2011年
製作国・地域 スペイン
上映時間 120分
原作 ティエリ・ジョンケ『私が、生きる肌』/『蜘蛛の微笑』(早川書房刊)
脚本 ペドロ・アルモドバル 、アグスティン・アルモドバル
監督 ペドロ・アルモドバル
音楽 アルベルト・イグレシアス
出演 アントニオ・バンデラス/エレナ・アナヤ/マリサ・パレデス/ジャン・コルネット/ロベルト・アラモ

ペドロ・アルモドバル監督が、ティエリ・ジョンケの小説「蜘蛛の微笑」を原作に放つサスペンス
最愛の妻を亡くして以来、完ぺきな肌の開発研究に打ち込む天才形成外科医のロベル(アントニオ・バンデラス)。あらゆるモラルを打ち捨ててしまった彼は、ある人物を監禁して禁断の実験に取り掛かることに。それは開発中の人工皮膚を全身にくまなく移植して、被験者を亡き妻へと作り変えてしまうことだった。着々と妻の代役を創造させていくロベルだったが、思いも寄らぬ事態が起こってしまう。


私的今月の目玉だった1本♪
出来るなら避けたいといつも思っている日曜のお昼の回でしたが、この独特のポスター、
チラシからやはり日曜日に多いカップルの姿がない所為かイイ感じの観客数
で、超〜!面白かった!!
コレはなるべく情報を持たずにご覧になると、より楽しめると思います!
なので、画像も少な目・・



トレドの大邸宅に暮らすロベル・レガルは最先端のバイオ・テクノロジーを駆使した人工皮膚開発の権威として世界的に知られている。
彼の屋敷にはワケあり風のメイド・マリリアと、特殊なボディ・スーツの"患者"がいたが、
ロベルの留守中に、ある日一人の招かれざる客が押しかけてきた。
そして事件は起き、少しずつ何かが変わっていく―・・・

物語は現在のロベル邸と、
ロベルの家族におきた2つの不幸な過去の事件を織り交ぜながら進行する。

このペドロ・アルモドバル監督作品は、私的には麻薬中毒患者とか同性愛とか暴力がイメージにあり、
その、死の扱いもかなり鮮明に印象に残っている。あの「ボルベール〈帰郷〉」でさえも。
で、この監督の得意分野の、これは設定のような気がするのですが、
「バッド・エデュケーション」より画的には明るく、ストーリー展開も解り易い。

そして、殆ど情報も持たずに観た所為か、展開が予測できない上に
衝撃のラストまでスリルが味わえてどっぷり浸かっていました。
(まァ、油断していたからでもなく、途中ま、まさかっ?!といきなりきますが)

苦手系アントニオ・バンデラスの猟奇的天才形成外科医は嵌っていました!
ベラ役のエレナ・アナヤの表情は、やはりどことなくペネロペ・クルスに似ていたし、
ビセンテ役のジャン・コルネットはガエルくんに良く似ていた気がします。

たしかR-指定がついていたと思いますが、
この狂気のドラマの、真の主人公のラストには思わず涙が・・・
いろんな意味で恐いけど、ドッキドキの2時間、ドップリ楽しめました。


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