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ソウル・サーファー

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原題 SOUL SURFER
製作年度 2011年
原作 ベサニー・ハミルトン/シェリル・バーク/リック・バンシュー
  『ソウル・サーファー サメに片腕を奪われた13歳』(ヴィレッジブックス刊)
上映時間 106分
監督 ショーン・マクナマラ
音楽 マルコ・ベルトラミ
出演 アナソフィア・ロブ/ヘレン・ハント/デニス・クエイド/ロレイン・ニコルソン/キャリー・アンダーウッド/ロス・トーマス/クリス・ブロシュ/ケヴィン・ソーボ/ソーニャ・バルモレス・チャン/ジェレミー・サンプター

サメに襲われ片腕を失いながらもプロを目指して再起した実在のサーファー、ベサニー・ハミルトンの実話を映画化した感動作
カウアイ島で両親と2人の兄、そして幼なじみの親友アラナに囲まれ、幸せな日々を送る13歳の少女、ベサニー・ハミルトン。プロサーファーを夢見て練習に明け暮れる勝ち気な少女は、出場した地方大会でも活躍し、将来を嘱望される存在に。そんな矢先、彼女はサメに襲われ、一命は取り留めたものの左腕を失う悲劇に見舞われる。それでも、ショックと不安を乗り越え、すぐにサーフィンを再開したベサニー。しかし、かつてのように思い通りに波に乗ることが出来ず…

これは実話の映画化であることに先ず惹かれ、主演が「テラビシアにかける橋」のアナソフィアちゃんだという事でもう観ると決めていました。
それに大好きなヘレン・ハントが母親役だし♪

これで今月、「幸せへのキセキ」「道〜白磁の人」に続き、実話ベースの作品3本を続けて鑑賞するという珍しい事態(笑)

ベサニー・ハミルトン(アナソフィア・ロブ)と幼馴染の親友・アラナは(ロレイン・ニコルソン)、時間さえあればハワイの海でサーフィンをしていて、身体が乾く間もないことから、
母(ヘレン・ハント)は2人を「マーメイド=人魚」と呼ぶほど。
サーフィンの地方大会で優勝したベサニーと、アラナにはスポンサーの話が舞い込み、
本腰を入れてアラナの父ホルト(ケヴィン・ソーボ)と練習に出かけた先で悲劇は起きる―。

13歳の、しかも、プロサーファーとしての将来がほぼ約束されていた少女を襲う悲劇。
しかし、ここからのベサニーが並外れた態度をみせるのです。
―強いひとは、美しい―
現実を受け止め、悲観的になったりパニックに陥ったりしない、、、泣き叫ぶこともしない…
もちろん、悲しくないわけが無い…。

彼女は全員がサーファーという、明るくて優しい両親と兄達に囲まれて成長してきた、その事が、
自分の事故をキッチリと受け止め、前向きな、自立した少女にしたのだろうか、、。
退院したその日から、彼女は自分でやれることをみつけて手伝いもする。
コチラが心配になるくらい・・グチや泣き言を言わないのです。。。


それは、彼女にはプロサーファーになるという夢があったから頑張れたのですよね。
少女らしく、見栄えを気にして義手もきっと期待していた.....
それも、適応しない事を知った時から、もう涙が、、、

ガンバッテ頑張って・・だけど片腕でライバルに競り負けて、、
それでも「視点を変えて」みようとボランティアに参加することで、
彼女のハンディを克服しチャレンジした(負けた試合)姿に勇気をもらえた、世界中の子供達が居て、
応援されることで、それを力に変えていく姿が素晴しい

見守る愛・・、導く愛・・、憧れの眼差し、ライバルの存在―。
いろんな愛に見守られ、彼女は益々強く、輝きを増していきます

労わりの気持ちを持って同情することは悪ではないし、同情されることは恥ではない。
大事なことはそんな時でも、楽しいと思える事に出会うことなのかも知れない。
ボランティアに出向いた津波の被害を受けた子供達との出会いがあって、アラナに向かい合う、
その時のふたりが眩しい♪2人がとっても素直で可愛い

事故からたった一年で、この原作本が発行されたことをみても、
彼女の天性の素質と、諦めない努力が
並大抵のモノではなかった事を物語っていると思います。
13歳の少女が、リアルを受け止めて、新しい自分の価値に気づきまたそれを喜びとして前進する・・。
神に選ばれた少女なのでしょう。感動しました
実際のベサニーちゃん♪とっても幼顔で大人しそうなんですよね〜

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