製作年度 2012年
上映時間 126分
脚本 君塚良一
監督 本広克行
音楽 菅野祐悟
出演 織田裕二/柳葉敏郎/深津絵里/ユースケ・サンタマリア/伊藤淳史/小泉孝太郎/北村総一朗/小野武彦/佐戸井けん太/筧利夫/小栗旬/香取慎吾
テレビドラマ、映画共に絶大な人気を誇り、映画版では数々の記録を打ち立てた『踊る大捜査線』シリーズの劇場版第4弾にして最終作
国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、その後被害者が殺された状態で発見される。殺害に使われたのは、警察が押収した拳銃だった。捜査を担当することになった湾岸署だったが、青島(織田裕二)ら捜査員には情報がまったく開示されない方針が決定。そんな中、第2の殺人が起き、続く第3の事件では真下(ユースケ・サンタマリア)の息子が誘拐されてしまう。
やっぱり刑事ドラマの劇場版は、テロか誘拐事件よね〜と思いつつ
初日のレイトに行ってきましたが・・・思った通りの大混雑
何年かぶりの前列2番目で、ほぼ99%の入り。最前列4〜5席を残すのみでした!
ドラマからのファンですが、先日のTV新作が余りにも詰まらなかった為、
ハードルを下げて行ったので、、、まあ、普通に面白かったです
まあ、犯人当てのストーリーではないのですが、ネタバレは野暮。ツッコミたいのもガマン(笑)
劇場版としては1作目、2作目にはるかに及ばないという感じはありますが、
ドラマからの一貫したテーマを貫いたファイナルということでOKですね。
途中からの出演者の小栗くん、小泉孝太郎くんがステキだったし
今は亡き和久サンや中西盗犯係長の小林さんもみれて、
オープニング、エンディングも踊るらしくて良かった
本店と支店(本庁と所轄)、キャリアとノンキャリという、組織の中での図式を明確にして、
警察もまた会社という組織の中で生きる我々となんら変わらず、
その、窮屈で雁字搦めの組織の中で、めげずに奮闘する青島刑事を身近にしていた作品。
その青島が所属する湾岸署の愛すべき面々も、この15年で増え続け(笑)
スリーアミーゴスは今〜?!も、
ちょっと現副所長、秋山副署長の立場が微妙で可笑しい(何処におんねん)
単純で純粋で、刑事になるためだけに生まれてきたような男・青島を
逞しく守るすみれさん(笑)
そんな男と出会って、目標と責任感を新たにし青島の魂を護り抜く室井。
所轄と本庁の板ばさみとなりながら戦う姿は今回も健在
町の治安を守ってくれる警察官であり続ける青島のスタイルはぶれることはなく、
ただ、署内のネタが・・・(戒名トカ、びーるトカ)
いつものコミカルな笑いが、今回はちょっとすべり気味ではありましたが、
タイトルの"希望"が感じられるラストで良かったです
―正義は心に秘めておけ―
サラリとカッコイイセリフが言えてヨカッタね、青島くん
キャストのみなさんも15年間、ホントにお疲れ様でした
それにしても、菅野祐悟さんの音楽はやっぱ最高〜〜〜!!!