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信長のシェフ 1・2話

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週刊漫画誌に連載中の同名漫画を基に、
戦国時代にタイムスリップして織田信長の専属料理人となる青年の苦難と奮闘を描く。
原作 西村ミツル、作画 梶原卓郎「信長のシェフ」(芳文社)
脚本 深沢正樹 倉持裕
監督 兼崎涼介 田村直己 藤岡浩二郎
出演 玉森裕太/及川光博/志田未来/ゴリ/芦名星/宇梶剛士

第1話
あるレストランで突如炎に包まれたフレンチシェフのケン(玉森裕太)は、記憶喪失になった上、戦国時代にタイムスリップしてしまう。いきなり戦に巻き込まれて絶体絶命のピンチに陥ったケンは気を失い、若き刀鍛冶・夏(志田未来)に助けられる。夏の家で目覚めたケンは、自分の境遇に混乱するばかり。そこへ猿に似た兵士(ゴリ)が現れ、ウナギ料理を作れと言い出した。料理という言葉に刺激されたケンは、鮮やかな手つきでおいしいウナギ料理を作り、夏と兵士を驚嘆させる。
現代でフレンチのシェフとして働くケンがふと目を覚ますと、そこは戦国の世の京都だった!
間者に間違われ、目の前で仲間を斬り殺されたケンは、刀鍛冶の夏に助けられ…―

夏の家にかくまわれたケンは、成り行きで宇治丸(現在のウナギ)を使った料理を
後の木下藤吉郎秀吉に振る舞うが、そこに敵兵が現れ、巻き添えで殺されかけたところを
間一髪、織田信長に助けられる―。
イッキに信長、サル、明智光秀と出会うケン。歴史も忘れてなかったね
数日後、信長は料理頭の井上と料理で勝負をするよう命じる。「負けた方は殺す」

「いざ参らん。戦国のキュイジーヌ」って、一応お約束のキメゼリフなのね
フランス語で「台所」「厨房」を意味するそうですが、「料理」という意味もあるようです。

玉ねぎ料理ばかり作って食べていた頃(爆)より、はるかに包丁が似合う玉森くん
うつけ者というよりは、短気、尊大、新し物好きという信長のキャラは、
意匠も含めてミッチーにぴったり
稲垣吾郎ちゃんの明智光秀、曲者的でなかなかいい味
男言葉の志田未来ちゃんもなかなか可愛いです♪

歴史は大の苦手ですが、この先も歴史上の人物との出会いがケンを待っていそうで
料理で戦うちょっと脱力系シェフ(笑)の奮闘が楽しみ〜♪



第2話
平成の世からタイムスリップし、自分の名前が「ケン」であるということと、料理の心得があること以外は記憶を失ってしまった男は織田信長のシェフとして、戦乱の世を生きていくことになった。
ある日、信長は南伊勢の北畠具教を攻めると宣言。そして森可成に、ケンを戦場に連れていき、戦で使い物になるかどうかを見極めてくるよう命じる。

「明日死ぬかもしれない戦場で、皆が食べたいものとはなんだろう…?」
夏の心配をよそに、死ぬかも知れない心配より、料理の事で頭がイッパイのケン。
そんなケンから離れがたい夏も兵士に紛れてついて行く。

戦場でケンの即席の湯漬けを振る舞われ、勢いをつけた可成軍は阿坂城を攻め落とすが、
肝心の本城は兵糧攻めにもしぶとく凌ぎ、これ以上の長期戦は織田軍にとっても損である、と伊勢国司・北畠具教に手を焼く信長が考えた和睦の手段とは?!

ケンに和睦のための料理を作るように命じる信長。「おぬしが戦を終わらせるのじゃ」
先に可成から北畠具教の地位の高さを聞いていたのがヒントになり、
ケンはグルメであったであろう北畠親子をうならせます

  人間五十年 化天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり
    一度生を享け 滅せぬもののあるべきか

「敦盛」を舞い、立ったままで湯漬けを食べて出陣、というエピがココで使われるとは!?
ケンの鮭尽くしの湯漬けから「敦盛」に繋げる強引さ
史実では信長が古臭いからと封印させた打ち鮑・勝ち栗・昆布を前に
立ったまま湯漬けをかき込み出陣したとか。
信長の短気、乱暴〜というキャラが上手く出ていて、
戦争を知らない平成生まれの今時感漂う草食男子ケンとのギャップが意外に合ってる不思議〜
これは完走できそうです♪

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