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夜行観覧車 第8話

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高級住宅街のエリート一家で起きた殺人事件を3世帯の家族を中心に描いたサスペンス
毎週金曜 22:00〜22:54 TBS系
原作 湊かなえ 「夜行観覧車」(双葉社刊)
脚本 奥寺佐渡子 清水友佳子
演出 塚原あゆ子 山本剛義
出演 鈴木京香/石田ゆり子/宮迫博之/杉咲花/安田章大/宮崎香蓮/中川大志/田中哲司/夏木マリ/高橋克典

第8話 「殺された父の本性!?許し合えない親子」
今日も家で手当たり次第にモノを投げつける彩花(杉咲花)。派手に割れるガラス窓の音をきっかけに、真弓は彩花に駆け寄りつかみかかり、暴れる彩花を床に突き倒し、彩花の口をふさぐ。更に激しく抵抗し、金切り声をあげる彩花の口に、真弓は床に落ちた唐揚げを押し込む。彩花の目に恐怖と涙が浮かぶ。
その時、騒ぎに眉をひそめ、さと子がやってきた。ガラスの割れたところから室内をうかがったさと子には、彩花に馬乗りになり、首を絞めているような真弓の姿が見えた…。
さと子はポシェットの中から防犯ブザーを取り出し、金具を引き抜き部屋の中に投げ入れる。

ひばりヶ丘なんて嫌いです。
坂はキツイし 学校も遠いし・・・いいことなんて何にもないです―。
  坂の上の学校に通ってる人達とすれ違うんです。
私は坂が嫌でたまんないのに、あの人達は楽しそうに坂を上ってくんです。
なんかもう全然別世界って感じで・・・私はあの中に、絶対に入れないんですよね......
今週はこんな彩花の言葉で始まりました。。。

さと子にマーくんがくれたという防犯ブザーで我に返った真弓。
止めに入らなかった啓介の代わりにさと子が止めてくれ、殺人という最悪の事態は逃れ、
後に真弓は、人を殺すか殺さないかなんて、理性があるかないかだと思ってた。
でもホントは、止めてくれる人がいるかいないかの方が大きいんだね
と、夫に言うのです。ガラスを割ったのもさと子だと知る真弓…

母から逃れて部屋に閉じ篭った彩花にドア越しに謝る真弓。
「お母さんね、ここに引っ越してきて、欲しかったもの手に入れたような気がしたの。
それに夢中になり過ぎて、彩花やお父さんの事見えなくなってた。
「毎朝坂下りていく時、深い所に落ちていくみたいな気がする・・」
病気だよ。坂道病っていう病気。
・・・誰か止めて、、助けてよ、、、、」
真弓が夢に夢中になっていた時間と、彩花が孤独になって自転車を押して通った3年間は
あまりにも違う長さではなかったか、と感じてしまう・・

真弓は夫の会社に侵入(笑)「私...彩花を殺そうとしたんだよ。」
「それなのに、何でお父さんこんなところにいるの?
彩花と元通りになりたい。また 彩花と笑いたい」
と啓介に訴えますが......訴えるというより責めてますよね?まあ、夫も夫だけど。
甘えがそうさせるのでしょうが、「彩花と」の前に必ず「ワタシ」という言葉が読み取れてイヤ。
こんな時でも私、ワタシ、私が大事な母親というより、いつもオンナ。
自分の娘が、何時から笑わなくなったのか?ソコを考えて欲しいわ

一方、ホテルを引き払った良幸と比奈子は、中傷ビラで覆われた自宅に帰り、
暗いベッドにうずくまっていた慎司との再会を果たしますが、
慎司の語る、今まで自分たちの知らなかった父の本当の姿に、俄かには信じられない。
「お前は俺の恥だ」そう言って慎司と母親に暴力を振るっていたというのだ。

そして、3人の兄弟は身支度を整えて、
マスコミを掻き分けながら警察に向かう。
しっかりと、手を繋いで。――
    母は僕達に言っていた。
     ―兄弟仲良くしなさい―。
    一人じゃ乗り越えられない事も、3人なら乗り越えられる。
    いつか、兄弟の有り難さを噛み締める日が来る…―
そして慎司は「母を帰してください。僕が父を殺しました」と刑事に告げました。

果たして淳子はどうでるのでしょうか?
予告では彩花がまた掴まってましたね、、、覚醒しろ〜彩花〜

今週もまたギリの時間になっちゃいました!
夜行観覧車 第9話、もう直ぐです♪

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