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ペーパーボーイ 真夏の引力

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覗いてはいけない、禁断の闇
原題 THE PAPERBOY
原作 ピート・デクスター
製作年度 2012年
上映時間 107分 映倫 R15+
脚本 ピート・デクスター 、リー・ダニエルズ
監督 リー・ダニエルズ
出演 ザック・エフロン/ニコール・キッドマン/マシュー・マコノヒー/ジョン・キューザック/メイシー・グレイ/スコット・グレン

1960年代末期のアメリカ南部を舞台に、ひとつの冤罪疑惑を巡って、社会の闇と関係者たちの心に潜む狂気が露わとなっていくさまを、鬱屈した青春を送る青年の目を通して描くサスペンス
1969年、真夏のフロリダ州モート郡。人生の目標を見失い、大学を中退して父の営むローカル新聞の配達を手伝うだけの無為な毎日を送る孤独な青年、ジャック。ある日、大手新聞社に勤める兄ウォードが、同僚の黒人記者ヤードリーを伴って帰省する。目的は、4年前に地元で起きた保安官殺害事件の再調査をするため。既に判決が確定している死刑囚ヒラリーに冤罪の可能性があるというのだった。そしてジャックは運転手としてウォードたちの取材を手伝うことに。そんなジャックの前に、金髪のセクシー美女が現われる。彼女は今回の取材の依頼者で、獄中のヒラリーと文通の末に婚約までしてしまったという女性シャーロットだった。挑発的で謎めいた彼女の魔性の色香にすっかり心奪われてしまうジャックだったが…。

6月の上川さんと武田真治クンの『二流小説家』以来の劇場鑑賞は、超楽しみだったコチラの作品
予告も一度も目にせず、期待を抑えて公開して直ぐに行って来ましたが、今頃の更新
予想通りのニコールのビッチぶり
予想だにしなかった終盤のサスペンス
エロいニコール、キモいジョン・キューザック、可愛いザックくんに、謎めいたアニキのマコさま。。。
この4人が凄い演技バトル

物語はフロリダで新聞社を営むWW・ジェンセンに事件当時雇われていたメイドのアニタ(メイシー・グレイ)がインタビューに答える形で語られていく―。
なので、ジャック目線というより、母親代わりの黒人のメイド、アニタ目線で観客は物語に入っていくかも。

物語の舞台は1969年のフロリダ州モート郡。
人種差別が色濃く残る保守的な町で起きた警官殺しの死刑囚に惚れた女の、
「冤罪」を訴える声に記者魂をシゲキされた大手新聞記者が舞い戻ってくる。女とともに。

その記者の弟は、大学を追われて家にくすぶっているが、超〜オクテの純情青年。
事もあろうにイカレたビッチなシャーロットに恋をする…―
ビッチな彼女は惚れた死刑囚ヒラリーの為なら何でもするような女だけど、、、


愛に餓えた純情青年ジャック@ザックくんは時代を象徴する白いブリーフ(笑)
片やニコールのファッション、ヘアスタイル、メイクはどことなくBBを思わせるものでした。
単に私の中で1960年代→カラフル→ミニ→盛った金髪→小悪魔=ブリジット的な(笑)刷り込みなのかも
御年45歳の鍛え抜かれたニコールのボディもさすがです!

むせるようなフロリダの夏に
ニコールとジョンキューから発せられるじっとり纏わりつくような熱が暑苦しいのだけど
自信たっぷりのイケイケニコールに純情を捧げるザックくんを待ち受ける運命は
その衝撃は想定外でした、、、

ストーリー、設定などは、邦画でも獄中の殺人犯にのめり込むOLの「接吻」とか、
つい最近の死刑囚に翻弄される小説家「二流小説家」が思い出されるけど、
その狂気の描写、キャストの異様な引力を持つ演技という点でコチラはかなり衝撃的です。
なんて云ったらいいんだろ・・・
観終わった時の感じは、「私が、生きる肌」の時に似てるかも。
心してどうぞ

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