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マン・オブ・スティール

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原題 MAN OF STEEL
上映時間 143分
監督 ザック・スナイダー
脚本 デヴィッド・S・ゴイヤー
音楽 ハンス・ジマー
出演 ヘンリー・カヴィル/エイミー・アダムス/ローレンス・フィッシュバーン/ダイアン・レイン/ケビン・コスナー/ラッセル・クロウ/マイケル・シャノン/アンチュ・トラウェ/ジュリア・オーモンド/クリストファー・メローニー

ひとりの心弱い青年が、いかにして最強のスーパーヒーローになったのか?ヒーロー以前の知られざる物語が描かれる。
クリプトン星で生まれたその赤ん坊は、滅亡を悟った父に最後の希望を託され、地球へと送られた。地球にたどり着いた彼は、ジョナサンとマーサの夫婦に拾われ、クラーク・ケントとして育てられる。次第に超人的な能力に目覚めていく少年時代、養父からはその能力を使うことを固く禁じられていた。周囲との違いに孤独と葛藤を抱えながら青年へと成長したクラークは、やがて自分探しの旅に出て、自らの使命を確信する。そんなある日、クリプトン星の生き残り、ゾッド将軍がクラークの存在に気づき、彼を追って地球へと襲来する。

世界中で最も知名度の高いヒーロー、スーパーマンの、誕生の経緯からを描き
その特殊能力ゆえに虐められっ子だった少年期の思い出とともに、
青年クラークが自分の出生を確かめ、その使命感に目覚めるまでを描いたもの。

なので、まだ誰も知らないクラーク・ケントの物語。
まだ世間に認知される活躍もなく、愛されヒーローでもない物語なんですね〜。

音楽もあのお馴染みのジョン・ウィリアムズのテーマソングは流れないし、
過去の(クリストファー・リーヴの)コミカルさはなく、
ひたすら地球人にないチカラを封じ込めて、正義感と疎外感に苦しむクラークを映していて、
まだスーパーマンではない、というコトを強調しています。
そうです。文字通り、クリプトン星で生まれた赤ん坊カル=エルの波乱の人生、
地球の家族との絆、戦うことを禁じられた日々が語られて、
本当の強い男への道のりの苦悩の物語でした。


クリストファー・ノーラン製作・原案ということである程度予測していましたが、
やはり「ダークナイト」「ダークナイト ライジング」に通じる、
正義と対峙し、苦悩するヒーローでした。

お馴染みの「S」マークのスーツの由来。イヤ、
「スーパーマン」と呼ばれるに到るまでのエピソードは興味深く、面白かったです
そして――、ここから新しいスーパーマン、でも、次作から誰もが記憶している
無敵のスーパーマンと、謎のクラーク・ケントの生活へと繋がっていくのです。よね?

興行的にはパッとしなかったかも知れないけど、「スーパーマン リターンズ」が結構好きでした。
何しろクリストファー・リーヴの持つ雰囲気そのまま継承してるようなブランドン・ラウスが素敵!
ロイスのケイト・ボスワースもよかったし
ここらへんはもう好みの問題だという気がしますが

迫力のアクション、スピーディーな映像、丁寧な心理描写、
2人の父、ジョー・エル@ラッセル・クロウと、ジョナサン・ケント@ケヴィン・コスナーも
凄く嵌っていて見応えはあったのに、
肝心のメインのふたりに私的萌えポイントがなく・・・
後、終盤の破壊しまくりの戦いが長くて、、ちょっとだれちゃいました。

ターゲットが絞り込んであるという点では納得ですが、
やはりスーパーマンは、子供からお年寄りまで単純に楽しめる、明るいヒーロー作品であって欲しいな〜。
というのも…―
 これは20年来のママ友と日曜のレイトで鑑賞。
 レイトにしたのは日中あまりに暑いのと、子連れファミリーを避けたいからだったのに、
 やられました、、、
 どうみてもオムツが取れたかどうかの2歳児の女の子を連れた中年の夫婦。149分、字幕ですぞ
 案の定、開始10分ほどで大泣き。終盤はあやしながら喋ってました。
 夫婦どちらかが子供の面倒を見、回をずらして一人で観ればよかったのに。何も子連れで観る事は無い。
 大勢の観客にも、まだ言葉もハッキリしない子供にとっても迷惑な話だと思いました。。。

今までの「スーパーマン」シリーズのイメージを捨てて行くべし、ですね。

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