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ロボコップ

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原題 ROBOCOP
製作年度 2014年
上映時間 117分
脚本 ジョシュア・ゼトゥマー
監督 ジョゼ・パヂーリャ
出演 ジョエル・キナマン/ゲイリー・オールドマン/マイケル・キートン/アビー・コーニッシュ/サミュエル・L・ジャクソン

1987年製作のポール・ヴァーホーヴェン監督作『ロボコップ』をリメイクした近未来SFアクション
2028年、アメリカのデトロイト。巨大企業オムニコープ社がロボットテクノロジーを牛耳っていた。警官のアレックス(ジョエル・キナマン)は愛する家族と幸せな日々を過ごしていたが、ある日、車の爆破に巻き込まれる。かろうじて命を取り留めたアレックスは、オムニコープ社の最先端のテクノロジーによってロボコップとして生まれ変わり……。

最初の『ロボコップ』から、実に25年以上も経っていたんですね〜。
その第1作目を当時誰と観に行ったのかは、ハッキリ覚えているのです。
鑑賞後(たぶん呑みながら)興奮気味で交わした感想も(笑)。
それだから、公開初日に若者と私世代〜もっとお兄様世代(笑)がひしめき
シアターはほぼ95%の入りでした。

リメイクなので、モチロン知っている設定なので、オリジナルを最初に観た時の
新鮮な驚きはなかったのですが、、まずまず、普通に楽しめました。

ただね、舞台の2028年って、もう直ぐじゃん
もうこんな風に、ロボットが世界各地で軍事利用される世の中に・・・って、
地球のあちこちで、未だ紛争の絶えない現在。それを考えると
サミュエル・ジャクソン扮するパットのセリフが無理からぬト、思えてくるから怖ろしい。


主人公アレックスの相棒との信頼関係がドラマ部分にかなり貢献していたオリジナルから、
今作はなぜか男性に変更。しかもその後はほぼ終盤まで絡みがなく、、
暴力描写も少な目で、友情部分も薄い。
家族愛に絞りたかったのは解るけど、、それが成功していたとは思えないキャラの描き方だったかな。

ロボコップとしてのセリフも、細かいことは忘れたけど、ブラックでももっとニヤリとできた気がして、
ちょっと演出過剰で怖すぎなサミュエル爺以外は薄い味付けだったかな。
あと、、
その中で、良心と科学者としての欲望に揺れ動くゲイリー・オールドマンがヨカッタ

帰りにエスタレーターの後ろの母子の、恐らく息子の方が「ダークナイトのぱくりだよ」って言ってて、
その方がびっくりでしたが、確かにボディを黒にすると、似てはいますがスーツぢゃないし(笑)
バイクも黒だからって、ソレはないです。しかもなかなかカッコよかったから〜♪

全体にはオリジナルをほぼ忠実にリメイクした作品になっていると思いますが、
今作で披露されるカレの捜査能力は今や映画的にはフツウで、
ロボコップの魅力である、離れ技も少な目で、、そこも含めて、前作を知らない方のほうが、
この肉体がメタルに取って代わったヒーローを純粋に楽しめるかも知れません。

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