
TBS (土)21:00〜
原作 高橋秀実「弱くても勝てます」 開成高校野球部のセオリー (新潮文庫)
演出 菅原伸太郎/池田健司 ほか
脚本 倉持裕
出演 二宮和也/麻生久美子/福士蒼汰/中島裕翔/有村架純/本郷奏多/山崎賢人/荒川良々/川原和久/笹野高史/薬師丸ひろ子
第3話

今回は野球への想いがバクハツした柚子。
家出中の赤岩が一人暮らしの亀沢の家に泊めてもらったことから、亀沢の窮状を知り、
彼を援けたいという想いに動かされる部員たちの姿を軸に描かれるのですが…。

コレは、上手くなって強くなっていく話じゃないので、
どうやってこの、頭でっかちでひ弱な集団が、「勝てる」ようになるか、
「勝てる」ような、こいつらにだけ通用するセオリーを青志がみつけていくのがポイント

今回は、考えるより先に身体を動かせ、が適合しない部員にアキレながらも、
青志はムリなことはバッサリ切って、動きながら球を捕球することを捨てました

限られた時間、限定されたこのメンバーで、勝ちを取らなければいけないんですから。
野球を知る者にとっては全く非現実的。でも、
勉強が得意でこの進学校に進んできた生徒たちに、弱いまま勝つことを教える青志監督の
仰天の指導!
お前たちは身体で理解するより、まず頭で理解することが大事。と気づいた青志。
「ボールを追いかけながら捕る時は?」
「それはお前たちの場合例外だ。捕らなくていい。」ハイ(笑)でました。
だって、時間がないのに考えて迷うことに費やせないですもんね(笑)
ユニークではあるけど、
一向に東大を目指している「賢い」ところがみえない生徒の描き方が不満ではありますが
軟弱、ぺっぽこぶりはかなりなもの。
普通に野球観戦していれば解るハズの走塁コーチャーの判断も、「知らない」ぐらい、
勉強、勉強のこれまでだったというのは伝わってきましたけど

守備練習は捨てても、大事な点を取るための走塁コーチャーの練習は外せない。
その時現れた因縁の相手。
「ナニ人だろうと追い返してください」(爆!)ニノのこういうところ、好き〜

ベース目前で走者にストップをかける方も滅茶苦茶だけど、素直に止まるランナー

判断が出来ない部員に、青志がこう締めくくります。
「迷っていいんだ。ただし、決断をしろ。相手のために、自分の役割の為に。
適切なタイミングで決断して、それを必ず相手に伝えるんだ。」
いや〜!青春〜〜

城徳高校ならではの練習シーン、どんどん描いていって欲しいわ〜

嵐の主題歌「GUTS!」は、デビュー当時のKinKi Kids の曲調で懐かしいです♪