原題 Edge of Tomorrow
製作年 2014年
上映時間 113分
原作 桜坂洋『All You Need Is Kill』(集英社スーパーダッシュ文庫刊)
脚本 クリストファー・マッカリー/ジェズ・バターワース/ジョン=ヘンリー・バターワース
監督 ダグ・ライマン
出演 トム・クルーズ/エミリー・ブラント/ビル・パクストン/ジョナス・アームストロング/トニー・ウェイ
舞台は侵略者から熾烈な襲撃を受けている近未来の地球。現在の人類の軍事力では、その攻撃に耐えうる術はない。対侵略者の決死の任務に就くことになったウィリアム・ケイジ少佐は戦闘の端緒で一矢を報いることもなく戦死してしまう。しかし、次の瞬間、ケイジは自分が不可思議なタイムループの世界に囚われていることに気づく。無限に繰り返される戦闘、そして死…。しかし、永遠に続くかのように思われた閉ざされた世界に、やがて一筋の光が差す。特殊部隊の軍人であるリタ・ヴラタスキと共に敵との戦いを繰り返す間にケイジの戦闘技術は次第に磨き上げられていく。そして、…。
日本のSFライトノベルを、トム・クルーズ主演でハリウッド実写化という情報だけでもう
観に行くと決めていました♪
タイムループものと言う事で、ややもすると単調でその落としどころがあっけなかったりするものだけど
(「ミッション:8ミニッツ」がそうでした)が、
トムちん演じる、口は達者だけど戦闘経験がなく逃げ腰のケイジ少佐のキャラが
何度も死んで、同じシーンで目覚める事を繰り返すうちに少しずつ変わるので、
観ている方も侵略者“ギタイ”攻略ゲームをやり直している感覚で、楽しい。(笑)
主人公が目覚める、生き返るシーンは毎回同じでも、
戦闘スキルが上がっていくので、ちょっとずつ前進し、
オトコマエ女戦士リタと繰り返す、ちょっとずつ違う敗北…―
これは、観ている分にはショートカットもあるのでいいんだけど、
本人には記憶があるのでやっぱり使命感があったとしても相当つらい。
その辺が、やっぱりトムのイメージキャラに合ってて、
出撃までの仲間のやり取り、いなし方が結構カルイ(笑)
ラストはトム作品らしく原作とは変えられているようなので、
原作ファンも楽しめるのではないでしょうか。
お顔立ちはジミ目なエミリー・ブラントが、脱いだら凄いんですね〜。
あ、筋肉のことです(笑)
「鍛えてます」なアクション女優は苦手ですが、コチラはカッコよかったです