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「平清盛」 第6回

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脚本 藤本有紀
演出 柴田岳志
制作統括 磯智明
音楽 吉松隆
語り 岡田将生
出演 松山ケンイチ/中井貴一/深田恭子/上川隆也/藤木直人/玉木宏/豊原功補/佐戸井けん太/藤本隆宏/檀れい/りょう/阿部サダヲ/尾美としのり/加藤浩次/田中麗奈/松雪泰子
第6回 「西海の海賊王」 関東%
巨大な宋船と戦闘を始める平氏一族。初めての本格的な戦闘にひるむ清盛(松山ケンイチ)をかばい守役・盛康(佐土井けん太)は深手を負う。圧倒的な海賊たちの武力の前に、宿営地に一時、引き上げた平氏。清盛は単身海賊の正体を知るために小船で再び海へ。しかし途中乗り込んできた通憲(阿部サダヲ)と共に海賊に捕らえられ船内に拘束されてしまう。捕縛された2人の前に現れたのは兎丸(加藤浩次)という海賊の棟りょうだった。

前半部分の中で、一番予算をかけクライマックスとした船上の戦い。
今回は、海賊の棟梁である兎丸(架空の人物)との出会い、
その戦いの中で清盛が発見していく平氏との絆、敵の中に見た己の姿を認め、
武士としてまた一歩成長する姿が描かれます。

その頃宮中では、佐藤義清が堀河局といい仲になっており・・・
義清に「心が空っぽ」の方といわれた璋子は、得子にあからさまに挑戦的態度に出られ「ややができました」と告げられて
璋子はそれすら「お勤めご苦労様です」(笑)代用品扱いなんですね〜
また義朝は、旅の途中に賊を発見し略奪を阻止したことから、未来の妻・由良姫との出会いを果たします。

一方の平氏側。盛康の負傷に責任を感じた清盛と、
日本の階級社会に生きる場所を見出せず宋に居場所を求めて唐船に乗り込みたい通憲は
夜中に舟をこぎ海に出るが、捕縛されて海賊船の中。
そこで出会った兎丸は、1話で忠盛に殺された盗賊朧月の息子。亡き父を義賊とする兎丸は、
清盛を人質に、忠盛を誘き出し復讐しようと平氏に文矢を送りつけるが――

ここで先週清盛に、平氏の血が流れていない子ゆえに「禍の種」と断じた忠正(豊原功補)が
兄の身代わりとなって行くと申し出るのが意外だったけど、この人なりにいつも平家の事を思うがゆえの発言で、清盛に対しては冷たいけれど、当時としては至極当たり前のこと。
しかし、結局皆で奇襲攻撃に打って出ようとなり、海賊討伐=清盛救出となります。

マストに後ろ手に吊るされた清盛が、明けきらぬ海に浮かぶ沢山の船を見つけた時の驚きと
感激に繋がっていくのですね、、、イイです

子供の頃に父を亡くしたばかりの兎丸との出会いの日―。
それは、清盛が父を失くした日でもあったのですよね。
おぼっちゃん清盛が、忠盛を父と素直に言えなくなり居場所を失った、その出会い!
それからの苦悩の日々!あの時の、「お前かぁーーっ!!」
しかし優しき清盛は、その兎丸の中に己の姿を見つけ、面白き世にする為に共に生きようと、
食い詰め者の集団諸共に平氏とともに生きるようその命を預かるのです。

そして京に凱旋する平氏の行列をみつめる群集の中に、まだ11歳の少女・時子の姿があるのです・・・



世は貴族政治のもと、荒廃した平安末期。
ここまでは少年清盛を形作る生い立ち、境遇、そして支えとなった平家の人々、影響を与えた人との出会いが丁寧に描かれ、
この唐船での出来事によって苦しみ悶えた生い立ちのコンプレックスを乗り越えることで、
序盤の清盛の青春篇に一区切りがついたのではないでしょうか。
そして、来週は清盛最初の妻・明子との出会いが描かれ、加藤あいちゃんが登場しますね。
彼女の琵琶の弟子で親友という時子・恭子ちゃんも本格登場。
ですが、従四位下を授かる時、まだ清盛18歳で、時子12歳(笑)
ドラマではセリフの現代っぽさで、オトナと子供の区別をしているように見受けられます。

宮廷のどろどろは貴族社会の傲慢さを物語るためか、結構きわどいセンまで描かれるのですが
清盛、義朝の恋愛部分は爽やかにサクッと描かれるようですね。武士だから?(笑)
でも、そこがまた好い



真央ちゃんのフィギュアスケート、四大陸選手権フリーと時間帯が被るので、
先にOAのBSを録画しましたが、視聴率が気になっていましたが、
昨日は多少フィギュアに持っていかれたとしても、なぜかどこも視聴率は伸びなかったようですね。

ところで、毎回各話のダイジェストも録画して見てるんですが、これは初回から
本放送とアングルが違うシーンが殆どで、別角度から同じシーンをみるのも面白いですよ!

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