才能と熱意がありながらも結果に結びつかず、
崖っぷちに立たされているコンテンポラリーダンサーと
加齢とともに増していく閉塞感に苛まれながら、同僚と不倫関係を続ける年上の高校教師が
運命の出会いを果たし、
捨て身の<激愛>に溺れていき、様々な困難の果てに二人が選び取る道とは…―
脚本 大石静
演出 塚原あゆ子
主題歌 KAT-TUN『KISS KISS KISS』(ジェイ・ストーム)
挿入歌 MISIA『白い季節』(Ariola Japan)
出演 亀梨和也 深田恭子 早見あかり 小芝風花 大貫勇輔 寺島進 麻生祐未 生瀬勝久
慶(亀梨和也)から一緒に暮らそうと言われ、浮き足立つ結唯(深田恭子)。早速、高柳(生瀬勝久)に関係を清算するための話し合いを申し出るが、そのやりとりを見ていた竹内(小芝風花)ら生徒は不審がる。結唯が家に帰らないのは不倫のせいだと勘違いしている真理子(麻生祐未)は、上司としての高柳に娘の素行を相談する一方で、結唯を責め立てる。そんな中、結唯はようやく高柳に別れを切り出すが、高柳は慶に会わせろと言い出す。
慶が結唯に携帯を届ける場面を目撃してていたなぎなぎ(笑)は、
校門に向かう道すがら結唯から時間を作ってくれと言われ、それが別れ話だと予感してか
頑なに拒否し、声を荒げてしまう・・・で、生徒の不信をかう。
慶の本気に応えたい結唯も必死。
高柳にしても、結唯との関係が一生続くとは思ってなかったはずなのに、
別れを切り出されて驚き過ぎだろう~(笑)
それでも慶に会って、若者らしい真っ直ぐな決意に触れて、結唯を託したのはさすが
母一人子一人。教師になってからずっとその生活は結唯が支えてきたのだろうから、
母は娘が(自分の嫌いな)不倫をしているわけじゃない事を喜び、
しかし、娘が家を出る事は許さないって、、依存というより自己中よ。で、
娘の大事な相手を「その男」と呼んだ
母一人子一人…娘の将来を思っていれば、もっと早い段階で手を打ってきたはず―
諦めていた結唯も、慶を知って決心し、一歩を踏み出す。。。
慶の強い姿勢に、引き下がる高柳。一方で、
慶の元カノに待ち伏せされた結唯も、毅然と対決。
これで残る問題は、慶のダンサーとしての問題だけ、、とはならない、結唯ママの行動
これって、ラブストーリーよね?サスペンスぢゃないのよね?
「Nのために」で、まだ高校生のヒロインを束縛し苦しめた狂気の母が登場しましたが、
このドラマの母もかなり怖い!娘の愛する人の元へ押しかけ、
30を過ぎて恐らく初めて母に反抗する娘の幸せを潰しにかかります
今回は、慶の父親との過去話しから、バイト先のオジサンらへの精一杯の意地のダンス披露で
周囲と距離を置いて生きてきた慶の、生き辛さもプライドも描かれていて、良かったです。
ただ、、気になるのはテレ朝の宣伝の仕方ですよね~。
どの局も、後半に向けて、或は1話が終わると直ぐに昼の時間で再放送でテコ入れするのは当たり前。
なのに、殆どそれが必要のないヒットドラマのみに割かれているのはナゼ??
全7話ということで、明日の4話でもう折り返し。
他ドラマに比べて3~4週遅れでスタートしたから短いことは予想してたけど、7話
まあ、展開が早い分、ダレる事のないテンポの良さではあるし、
大人である為に起きる問題も乗り越えていこうというところに焦点が当てられ、
二人の恋愛が、どういう風に結末に向かっていくのか?
ハラハラしながら見守りたいです~