望まぬ“能力”と限られた“命”。
それでも僕らは、生き抜くんだ。
上映時間 126分
原作 本多孝好
脚本 喜安浩平/瀬々敬久
監督 瀬々敬久
出演 岡田将生/染谷将太/成海璃子/白石隼也/清水尋也/柳俊太郎/鈴木伸之/瀬戸利樹/豊原功補/石橋蓮司/伊原剛志
1990年代初頭、極秘実験によって人間の能力を限界まで発達させた子供たち、動物や昆虫の能力を備えた子供たちが生み出される。それから20年後、実験で視覚、視神経、脳伝達速度が発達し異能力者となった昴とその仲間たちは、特殊能力を得た代わりに精神が崩壊する危険性も抱えることに。そして、その解決の鍵を握る外務副大臣・渡瀬のもとで、公にできないさまざまなミッションを遂行していた。そんな中、同じ異能力者である学が率いる暗殺者集団アゲハが渡瀬をターゲットに定めていて……。
原作小説は知らないけど、好きな設定だったし、キャストもいい。
期待して初日に行きましたが、、ちょっと食い足りなさが残る作品だったかな~。
子供たち、それぞれの超能力については説明がなくても許せる範囲の描き方だけど、
かれらの生まれた背景。極秘機関による実験の必要性が説得力がないのと、
その黒幕ともいえる渡瀬、大曽根らの目的も薄い描き方、なのが致命的。
その、敵がぼやけているから
昂たちの行動にいまいち感情移入ができない。
ただ、、
一箇所だけ込み上げたシーンはあったけど、
面白い設定に、若手のキャラが嵌っていただけになんとも勿体ない。
岡田クンは、「ST~」や「しゅららぼん」のイジられキャラとは全く違う、
久々のクールなキャラでカッコよかった
それにしても、チームアゲハの学@染谷くんが車椅子っていうのは、、
アレかなあ~、プロフェッサー意識??
出演シーンは少なかったけど、
セキュリティー会社の青年として登場した忍成修吾くん、
碧の部屋の隣人、本郷奏多クンも持ち味が出ていてよかった
で、
ゲスの極み乙女。の歌う ロマンスがありあまるが
どこか食い足りなさの残る作品の補足をしてくれたのは意外だった
死に物狂いで 生き急いでんだ~…