上映時間 113分
脚本 J・ミルズ・グッドロー/サルヴァドール・パスコヴィッツ
監督 リー・トランド・クリーガー
出演 ブレイク・ライヴリー/ミキール・ハースマン/キャシー・ベイカー/ハリソン・フォード/エレン・バースティン/アマンダ・クルー
1908年に生まれ、21歳で結婚し、娘フレミングをもうけたアデライン・ボウマン。結婚8年目に夫が亡くなり、その冬には、今度はアデラインが自動車事故に遭い、川に転落。低体温症で一度は心臓が止まるも、突然の雷に打たれ、奇跡的に息を吹き返す。すると不思議なことに、彼女の肉体は29歳のまま衰えなくなる。やがて中年になると、周囲からも怪しまれるようになり、身の危険を感じ始めた彼女は、10年ごとに名前と住居を変えるようになり、それは今日まで続いていた。その秘密を知るのは、娘のフレミングだけだった。そんなある日、パーティで知り合ったハンサムな青年エリス・ジョーンズから熱烈なアプローチを受けるアデラインだったが…。
主演はテレビドラマ『ゴシップガール』でブレイクしたブレイク・ライヴリー。
だけど、私的にはレオと交際していた女優!でインプット(笑)
「旅するジーンズと16歳の夏」でも、
ちょっと個性のないカンジ(キャラがハッキリしない)だったし、
「ニューヨーク、アイラブユー」でアントン・イェルチンくんの元カノ役ででてたけど、
好みもあるかもだけど、そこまで目立つ美貌ではなかった印象。
でも、本作では永遠に老ける事のない美女という役どころ!
しかも容姿は29歳のまま、70年も生きているし、
脳細胞も衰えないから、記憶力バツグンの知的美人というおまけつき(笑)
ファンタジーなので、まあ、、へぇ~・・・ふぅ~~ん・・・と、
あまりツッコまないで観ていましたが、
後半エリスの実家で、彼の父親と対峙する辺りから急激に陳腐なメロドラマ展開に
老い先短いのはここでは離れて暮らす娘。
見た目はおばあさんと孫という2人が、互いの行く末を気遣い、思いやるシーンが一番良かった!
「やさしい嘘と贈り物」のエレン・バースティンがこの作品を引き締めていて、
どうにも
トシを取らないことの恐怖とか「愛とは共に老ける事」というアデラインの心情が、
この作品でイチバンのキモなのに、
どうにも説得力に欠ける全体を、ちゃんと説得してくれていました。
娘も、愛犬も恋人も友人も、歳と共に衰え、やがて死んでいく。
でも、自分だけは同じ容姿で何十年も生きていく―。細胞が劣化しないんだもの・・。
それでも、
永遠の若さ――欲しいですか?(笑)
白髪をみつけて喜ぶ・・・・勝手にして下さい(笑)