上映時間 95分
製作国 イギリス
原作 デヴィッド・コンスタンティン
脚本: 監督 アンドリュー・ヘイ
出演 シャーロット・ランプリング/トム・コートネイ/ジェラルディン・ジェームズ/ドリー・ウェルズ/デヴィッド・シブリー
イギリスの片田舎で穏やかな毎日を送る老夫婦のジェフとケイト。5日後に結婚45周年の記念パーティを控える中、スイスの警察から1通の手紙が届く。それは、50年前にジェフと登山中にクレパスに転落して亡くなった当時の恋人カチャの遺体が、昔のままの状態で発見されたことを知らせるものだった。以来、ジェフはカチャへの愛の記憶に浸っていく。最初は自分と出会う前の話と平静を装っていたケイトも、“彼女と結婚するつもりだった”と悪びれることなく口にする夫に次第に不信感を募らせ、いつしかそれはこれまで積み重ねてきた45年間の結婚生活にも向けられていくのだったが…。
スイスの警察から手紙が届いてから6日間で崩壊していく夫婦の45年。
しかもその週末には、夫婦の一大イベントが予定されており、
その準備に忙しいケイトを尻目に、ジェフの態度が急変する――
50年前の恋人――自分と知り合う前の・・・。
そうはいっても、妻に対して今更正直になるところと、
嘘でも、いややっぱり君を選んだというべきところが違うだろ・・の、ジェフ。
そしてケイトは屋根裏部屋でジェフが隠し持っていた思い出の品を盗み見る―…。
これは、男性と女性で、大きく感想が分かれそうな作品でした。
45年も一緒に過ごしてきたら、50年前の小さなウソは許されるだろう。とか、
だから今正直に話したんだ、なんていうのも、、、ちょっと違う。
ジェフの正直さはケイトの妻としての45年をバカにしてる。。。と感じてしまった。
老いはデリカシーをも忘れてしまうのか・・・カナシイ。。。
最後の名スピーチも、甘えの延長だと感じて、、
・・・でも、このまま目を逸らして46年目を迎えるのかしら?
気になる終わり方でした(笑)