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世にも奇妙な物語'16 秋の特別編

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「貼られる!」成宮寛貴 原作:HERO「レッテルのある教室」
「シンクロニシティ」黒木メイサ  原作:新津きよみ「シンクロニシティ」
「捨て魔の女」深田恭子 吉井三奈子 オリジナル脚本
「車中の出来事」北村一輝 原作:我孫子武丸「車中の出来事」

「貼られる!」
椎名毅(成宮寛貴)は銀行の一流バンカーとして活躍していた。上からは信頼され下からは頼りにされ、毅あっての融資課といわれるほどの成績を誇る。ある日、タクシーに乗った毅は運賃がいつもより高いと運転手にたずねるとその瞬間自分の体に直に「難癖つけるクレーマー」というレッテルが貼られていることに気付く。
この日を境に周りの人間の評価がレッテルとして体に貼られるようになっただけでなく、周囲の人間が、発言とは裏腹に毅を酷評していることを知り毅はがく然とする。
コレは面白かったです。ってか、毅が気の毒で結末が気になって見守りました

「シンクロニシティ」
ある日、栄子(黒木メイサ)は恋人からプレゼントされた時計のサイズを直すため時計店を訪れると偶然高校時代の友人、朱美(藤井美菜)に出会う。成人式以来の再会に喜ぶ2人。しかも時計を直しにきた理由に始まり、恋人の名前、彼氏とつきあい始めた日まで同じであることが判明する。
コレは二人がタクシーで帰途に就くあたりから流れはもう読めましたが、
先生が最後同乗してなくてよかった~!

「捨て魔の女」
女性アナウンサーの栞(深田恭子)は29歳にもなりながらいまだアナウンサーとして花開かず妹には向いてないのではと心配されるほど。
そんなある日、たまたますれ違った僧侶に声をかけられ、何かを得たければ何かを捨てなければいけないとの言葉をかけられる。
1番のお気にいりのシャツがレポート中に破けてしまったその日、抽選会場で高級牛肉が当たる。そんなことをきっかけに何かを捨てると良い仕事が舞い込んでくる、という体験をした栞はついに身の回りの大切なものを捨て始める。ついに栞が行き着いたところとは…。
最初に大事なものを捨てるまでに、自信のない栞が実は見栄っ張りであることを
スケジュールに空欄が目立つにも拘らず、妹に即答しなかったことで描かれて、その後、
上昇志向ばかりが強く、大して努力もなしに捨てることを止められずのし上がっていくのですが....
邪魔者を排除しても自分のしくじりから窮地に陥り…視聴率を獲るためにあんなことまで――!
欲しい→→要らないを繰り返しながら次第に狂気を帯びていく恭子ちゃんが怖かったですね~




「車中の出来事」
時は昭和30年前半頃、舞台は走る列車の中。
猪首の男(杉本哲太)と隣り合わせに座る優男(古川雄輝)。彼の前に座ったのがキザな男(北村一輝)。実は猪首の男が警察官で、優男は護送されている途中だったのだ。この3人が実はある麻薬取引を巡る事件と大きな関連があるらしい。3人の化かし合い、駆け引きの中から真実をたぐりよせていく。
3人の会話の中から犯人を特定、残りの2人の正体を見破ることができるか?という面白さがあった♪
演出もちょっと昔の探偵ものっぽくて面白かった

「ずっとトモダチ」
日本マイクロソフト株式会社が開発してる女子高生AI(人工知能)りんなが出演した
ショートストーリーも、恭子ちゃんの「友達登録」を思い出しましたが、
ケイタイからスマホに代わって、時代は変わっても問題の本質は変わらないと実感しました


それにしてもこの恭子ちゃん↑
本当に10代の時の恭子ちゃんまんまです。とても懐かしい.....


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