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渾身 KON-SHIN

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ぶつかって、
ぶつかって、
人は強くなる。
製作年度 2012年
上映時間 134分
原作 川上健一
脚本:監督 錦織良成
音楽 長岡成貢
出演 伊藤歩/青柳翔/甲本雅裕/笹野高史/財前直見/中村嘉葎雄/長谷川初範

隠岐諸島に暮らす多美子は、夫・英明とその前妻の子で5歳になる娘・琴世と3人で仲むつまじい毎日を送っていた。
かつて、英明は前妻と駆け落ち同然に島を飛び出したため、島へ帰ってきてからも両親とは顔も合わさず、島の人々にもなかなか受け入れてもらえずにいた。そんな中、英明は島の人々が大切にしている古典相撲の練習に参加するようになる。彼のひたむきな姿は、少しずつ人々の心に変化をもたらしていく。やがて英明は正三役大関に選ばれ、ついに20年に一度の開催となる遷官相撲大会の日を迎えるが…。

最初のチェックの段階では見過ごしていたこの作品を、後日みつけて公開を楽しみにしていました。
隠岐諸島に伝わるという古典大相撲?
青柳翔ってナニモノ?(ファンの方ごめんなさい)でしたが、
先ずそのタイトルに惹かれ、私としては珍しく予告を観、鑑賞を決めていました♪

20年に一度の水若酢神社の遷宮を祝う古典相撲大会の日を迎えたその日から、
英明がこの日を迎えるまでを回顧する形で物語は始まりますが、
正直、その前の、オープニングの映像で、もう惹かれていました。

神々の降り立つ神秘的な、美しい日本の原風景。
空も、大地も、広がる海も、汚れなく碧い!

その中で、郷土を愛し、伝統と共に生きる人々―。

護るものの為に、強くなること。

英明が打ち込む、その伝統の古典相撲は、それを愛する人たちによって受け継がれるが、
相撲などよく解らない私にも、そもそも相撲が神事だという事を思い出させてくれる。


力を漲らせてぶつかる。
しかし、相手を尊重する、きまり。
1勝1敗。遺恨は残さない、きまり。
観客は激励の為に大量の塩を浴びせる。夜を徹して力士たちを歓声で後押しする。
そして迎える大一番―。

因習やしきたりの中で生きる事の難しさも感じましたが、
それ以上に、
自然の美しさを護るのは、こういう純粋に郷土を愛する人たちであり、
それを支え、見守る人たちなんだという事を強く感じました。

土俵の準備段階、練り歩きの再現、どこか愛嬌のある行司や呼出しに
心を掴まれて、、、
クライマックスにはきっと塩が、欲しくなる(笑)

この監督作品「RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語」もそうでしたが、
人の悪意で物語が動いたりしないんですよね。
ひたすら自分と向き合う男の姿、なんですね。
コチラはドキュメンタリーのように、淡々とその行事を映していきますが、
観終わった時に、「おくりびと」に通じるものがあると思いました。
とても美しい日本の映画です。

一足お先の冬ドラ

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いつか陽のあたる場所で ☆☆☆
毎週火曜 22:00〜22:50 NHK総合
上戸彩/飯島直子/浅野温子/斎藤工/大東駿介
乃南アサの原作小説のドラマ化。人生につまづき、罪を犯した刑務所帰りの2人の女性の友情物語
ホストに貢ぐために昏睡強盗を犯してしまった小森谷芭子(上戸彩)が出所した時に出迎えてくれたのは、家族ではなく、
服役中に知り合った、家庭内暴力から息子を守るために夫を殺した江口綾香(飯島直子)だった・・・
たまたま目にした予告で、一番期待したドラマ。
次週第3話「一番会いたい人」に期待♪

書店員ミチルの身の上話 ☆☆☆☆★
毎週火曜 22:55〜23:25 NHK総合
戸田恵梨香/高良健吾/柄本佑/新井浩文
地方の書店に勤める平凡な女・古川ミチル(戸田恵梨香)は、地元名士の息子・上林久太郎(柄本佑)と付き合いながらも、東京の出版社の営業マン・豊増一樹(新井浩文)と不倫関係になる。不倫相手を見送りに行くつもりが、東京までついてきてしまい、そのまま居つく。
しかし、職場の仲間に頼まれて買った宝くじが2億円の当選券だと分かり、流転の人生が始まる―。
しかも、ドラマは「ミチルの夫」と名乗る謎の男(大森南朋)の語りで展開して行くというサスペンス
イラッと来るいい加減なオンナ、ミチルを演じる戸田恵梨香さんは今までで一番!(笑)
原作を知らないので、この先またどんな嘘の人生を生きるのか、ドキドキ

信長のシェフ ☆☆☆☆
毎週金曜 23:15〜24:15 テレビ朝日系
玉森裕太/及川光博/志田未来
フランス料理人のケン(玉森裕太)は、ある日、なぜか戦国時代で目を覚ます。一切の記憶を失っていたが、料理の技術だけは覚えていたケンは織田信長(及川光博)の料理番として召し抱えられる。
第一回は「宣教師フロイスの本心を確かめる料理」醤油のない時代、というポイントはうやむやだったけど(笑)ドラマとしては面白かった!
第2回の「戦を終わらせる料理」楽しみです♪

ドラマ24「まほろ駅前番外地」☆☆☆★
毎週金曜 24:12〜24:52 テレビ東京
瑛太/松田龍平
三浦しをん原作の映画「まほろ駅前多田便利軒」の続編
東京郊外、まほろ駅前にある便利屋・多田便利軒。「頼まれた仕事は極力引き受けます」をモットーに、まじめで慎重派の店主・多田のもとに、同級生の行天が転がり込む。ヘラヘラした行天と多田はまるで水と油だが、2人は組んで仕事をすることに。
1話完結もので初回放送は、プロレスの引退試合の相手を引き受けてくれという依頼でした。
ハードボイルドだけどまったりな(笑)2人の空気感がいい

カラマーゾフの兄弟 ☆☆☆
毎週土曜 23:10〜23:55 フジテレビ系
市原隼人/斎藤工/林遣都
文豪・ドストエフスキーによる世界的文学作品「カラマーゾフの兄弟」を日本の現代に置き換えて映像化
ある地方都市で会社を営む黒澤文蔵という男が殺された。文蔵は町の有力者であったものの、周囲の誰もが死を願うほど恨まれていた人物だった。そんな中、事件の容疑者として浮上したのは文蔵の息子である長男・満(斎藤工)、次男・勲(市原隼人)、三男・涼(林遣都)の3人。果たして事件の真相は…。
これも遙か昔に読んだ原作は、長かった!暗かった!という事しか覚えていないのですが、
この時代と舞台を変えたドラマがどういう風に描かれていくのか興味があります。
まぁ、サスペンス仕立てで、後半は法廷劇になるのでしょうか。楽しみです♪

とんびは、昨年のNHK制作のドラマで感動しましたので、ストーリーがいいのは解ってるので
今回は観ていません。
これからスタートするドラマもありますが、みなさんはどんな冬ドラをご覧になってますか?

テッド

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世界一ダメなテディベア、出没。
動いて、喋って、オヤジになった。
製作年度 2012年
上映時間 106分 映倫 R15+
監督 セス・マクファーレン
出演 マーク・ウォールバーグ/ミラ・クニス/セス・マクファーレン/ジョエル・マクヘイル/ジョヴァンニ・リビシ/ノラ・ジョーンズ/サム・ジョーンズ

命が宿ったテディベアのテッドと自立しきれていない中年男のコンビが巻き起こす
ドタバタ異色コメディー
いじめられっ子からも無視される孤独なジョンは、クリスマスプレゼントとして贈られたテディベアと友人になれるように祈る。彼の願いが通じたのか、テディベアに魂が宿り、ジョンにとって唯一無二の親友テッドとなる。それから27年の月日が経ち、中年となっても親友同士であるジョン(マーク・ウォールバーグ)とテッド。一緒にソファでくつろいでは、マリファナをくゆらし、映画を楽しんでいる彼らにジョンの恋人ロリー(ミラ・クニス)はあきれ気味。ジョンに、自分とテッドのどちらかを選べと迫る。

終了時間の関係で、当初予定していた邦画を断念。コチラを観てきました。
そもそも洋画に限らずドタバタコメディーが苦手なので、多少の不安もあったのですが、
プラス、下ネタ満載ということで、、やっぱり引いた部分も多かったです。

R15+の指定があるっていうことで、そっち方面(爆)は覚悟の上でしたが、
どうしてもダメな、パーティの落し物。しかも人様の
ああいうの、まずダメなんですよね〜。
おまけにテッドったら、レジのかわいコちゃんの気を引くうちに悪乗りが過ぎて・・っていうところも


時々のI Love You〜 の音声が可愛くて可笑しかったけど、
80〜90年代の懐かしネタも、ご本人登場の二人の盛り上がりも、
当時を知らなくても(私は知っていますが)ある程度予想は出来ますが、
私の隣の20代の方たちは置いてけぼりだったようで、「終了後ナントナク置いてかれたあ〜」とつぶやいてました。
同列の、オープニングタイトルから声高に笑っていた高齢のお姉さまとは対照的

まあとにかくぬいぐるみなので、その言動のエロさもギャップがあって楽しいけど、
下品な部分は要らなかったな〜。
でも、私がやり過ぎと感じた部分も、男性なら笑えるのかも
なので、男同士で観に行くっていうのが一番かな〜。
間違っても、付き合い始めたばかりのデートでは行かれませんように

武士の家計簿

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刀でなく、そろばんで、家族を守った侍がいた。
製作年度 2010年
上映時間 129分
原作 磯田道史『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(新潮新書刊)
脚本 柏田道夫
監督 森田芳光
音楽 大島ミチル
出演 堺雅人/仲間由紀恵/松坂慶子/西村雅彦/草笛光子/伊藤祐輝/大八木凱斗/嶋田久作/中村雅俊

代々加賀藩の財政に携わり“そろばんバカ”と呼ばれた下級武士が、妻の支えを得ながら一家、そして藩の財政を切り盛りしていく姿を描く。
会計処理の専門家、御算用者として代々加賀藩の財政に携わってきた猪山家八代目の直之(堺雅人)。江戸時代後期、加賀百万石とうたわれた藩も財政状況は厳しく、加えて武家社会には身分が高くなるにつれ出費も増えるという構造的な問題があった。直之は、家財道具を処分し借金の返済にあてることを決断し、猪山家の人々は一丸となって倹約生活を実行していく。



時代劇なのに、剣を使うシーンが全くない、
江戸時代のいわばサラリーマン家庭が、お家の財政困難に際し、
また家庭の財政破綻を目前に奮闘する様子と、その中で起きる騒動やすれ違いを描いた物語。

原作がとある武家の家計簿であったことは知っていたけれども
そこに時代を生き抜いてきた市井のひとの、慎ましくも温かな家族のドラマを感じ、
経済不安の現代の私たちに届けてくれたのがイイですね

御算用者でありながら、借金の総額は年収の2倍にも膨れあがっていたというのに
なんともお気楽な直之の両親に、中村雅俊と松坂慶子が憎めないゆるさで
子供時代の直之を見守る祖母の草笛光子さんも相変わらずの存在感でした♪

そんな中で新しい家族を持ち、子育ての中でお家存亡の危機を迎える
直之と妻の質素倹約に励む姿と、親の姿を見て育つ息子・成之の関係がメインに描かれ、
世間体を気にせず、倹約を工夫で乗り切る明るい家庭の、
ある日の記憶に焦点があてられるのですが…

どんなに貧しくても、心まで貧しいわけではない。
自分の、何を持って家族を護るのか?という父の背中―。

厳しく叱責する親の心は、大切な我が子に伝わるのか?
「子供は忘れるんですよ・・・」そうなのです.......。
でも、悲しく辛い思い出は、親も子も忘れない…―

力むことなく大らかに生きる。
猪山家の人の生き方を森田監督らしいタッチで、大げさな笑いをとらないところも好いし、
犀川を行く3人が観れたラストが良かったです

信長のシェフ 1・2話

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週刊漫画誌に連載中の同名漫画を基に、
戦国時代にタイムスリップして織田信長の専属料理人となる青年の苦難と奮闘を描く。
原作 西村ミツル、作画 梶原卓郎「信長のシェフ」(芳文社)
脚本 深沢正樹 倉持裕
監督 兼崎涼介 田村直己 藤岡浩二郎
出演 玉森裕太/及川光博/志田未来/ゴリ/芦名星/宇梶剛士

第1話
あるレストランで突如炎に包まれたフレンチシェフのケン(玉森裕太)は、記憶喪失になった上、戦国時代にタイムスリップしてしまう。いきなり戦に巻き込まれて絶体絶命のピンチに陥ったケンは気を失い、若き刀鍛冶・夏(志田未来)に助けられる。夏の家で目覚めたケンは、自分の境遇に混乱するばかり。そこへ猿に似た兵士(ゴリ)が現れ、ウナギ料理を作れと言い出した。料理という言葉に刺激されたケンは、鮮やかな手つきでおいしいウナギ料理を作り、夏と兵士を驚嘆させる。
現代でフレンチのシェフとして働くケンがふと目を覚ますと、そこは戦国の世の京都だった!
間者に間違われ、目の前で仲間を斬り殺されたケンは、刀鍛冶の夏に助けられ…―

夏の家にかくまわれたケンは、成り行きで宇治丸(現在のウナギ)を使った料理を
後の木下藤吉郎秀吉に振る舞うが、そこに敵兵が現れ、巻き添えで殺されかけたところを
間一髪、織田信長に助けられる―。
イッキに信長、サル、明智光秀と出会うケン。歴史も忘れてなかったね
数日後、信長は料理頭の井上と料理で勝負をするよう命じる。「負けた方は殺す」

「いざ参らん。戦国のキュイジーヌ」って、一応お約束のキメゼリフなのね
フランス語で「台所」「厨房」を意味するそうですが、「料理」という意味もあるようです。

玉ねぎ料理ばかり作って食べていた頃(爆)より、はるかに包丁が似合う玉森くん
うつけ者というよりは、短気、尊大、新し物好きという信長のキャラは、
意匠も含めてミッチーにぴったり
稲垣吾郎ちゃんの明智光秀、曲者的でなかなかいい味
男言葉の志田未来ちゃんもなかなか可愛いです♪

歴史は大の苦手ですが、この先も歴史上の人物との出会いがケンを待っていそうで
料理で戦うちょっと脱力系シェフ(笑)の奮闘が楽しみ〜♪



第2話
平成の世からタイムスリップし、自分の名前が「ケン」であるということと、料理の心得があること以外は記憶を失ってしまった男は織田信長のシェフとして、戦乱の世を生きていくことになった。
ある日、信長は南伊勢の北畠具教を攻めると宣言。そして森可成に、ケンを戦場に連れていき、戦で使い物になるかどうかを見極めてくるよう命じる。

「明日死ぬかもしれない戦場で、皆が食べたいものとはなんだろう…?」
夏の心配をよそに、死ぬかも知れない心配より、料理の事で頭がイッパイのケン。
そんなケンから離れがたい夏も兵士に紛れてついて行く。

戦場でケンの即席の湯漬けを振る舞われ、勢いをつけた可成軍は阿坂城を攻め落とすが、
肝心の本城は兵糧攻めにもしぶとく凌ぎ、これ以上の長期戦は織田軍にとっても損である、と伊勢国司・北畠具教に手を焼く信長が考えた和睦の手段とは?!

ケンに和睦のための料理を作るように命じる信長。「おぬしが戦を終わらせるのじゃ」
先に可成から北畠具教の地位の高さを聞いていたのがヒントになり、
ケンはグルメであったであろう北畠親子をうならせます

  人間五十年 化天のうちをくらぶれば 夢幻の如くなり
    一度生を享け 滅せぬもののあるべきか

「敦盛」を舞い、立ったままで湯漬けを食べて出陣、というエピがココで使われるとは!?
ケンの鮭尽くしの湯漬けから「敦盛」に繋げる強引さ
史実では信長が古臭いからと封印させた打ち鮑・勝ち栗・昆布を前に
立ったまま湯漬けをかき込み出陣したとか。
信長の短気、乱暴〜というキャラが上手く出ていて、
戦争を知らない平成生まれの今時感漂う草食男子ケンとのギャップが意外に合ってる不思議〜
これは完走できそうです♪

信長のシェフ 第3話

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週刊漫画誌に連載中の同名漫画を基に、
戦国時代にタイムスリップして織田信長の専属料理人となる青年の苦難と奮闘を描く。
原作 西村ミツル、作画 梶原卓郎「信長のシェフ」(芳文社)
脚本 深沢正樹 倉持裕
監督 兼崎涼介 田村直己 藤岡浩二郎
出演 玉森裕太/及川光博/志田未来/ゴリ/芦名星/宇梶剛士


第3話 テリヤキの乱! 将軍vs平成のシェフ
北畠具教の軍勢への進撃を報告するため、信長(及川光博)は将軍・足利義昭(正名僕蔵)の元を訪問。しかし、自分の許可もなく攻め入った信長に、義昭はあきれ返る。―

秀吉を始めとする家臣たちが不安視するも、信長はケンを伴って京の二条城へ。
将軍義昭を前にしても、常に会話の主導権を握る信長は、
御所の味を超える「本膳料理」を出すと宣言!
日本料理の知識も忘れていない記憶喪失のケンに!です

で、ココでようやく和食に不可欠の醤油にチャレンジ♪
未知の味、醤油を使った「テリヤキ」で、将軍を瞬殺でございました

その未知の味に、ケンが欲しくなった将軍は上から目線でおねだりするも、
世界に打って出る自分にケンは必要不可欠と、にべも無く却下する信長
その将軍が次にどんな手を使うか、読んでいながらケンと夏を解放し―
ま、そのおかげでケンと夏はつかの間、いい感じに〜

毎回ケンを切り札に、戦わずしてここまで勝ってきている信長が、
いくら凄腕の楓を付けているとは云え、自分が将軍を誘き出すエサにされたことで、
信長という人物の本質に戸惑うケン。。冷酷なのか、実は優しいのか・・・?!

しかし、将軍の顔を潰した信長とケンに、更なる嫌がらせが待ち受けていたが―。


勝った者のみを重用し、負けた者は切り捨てる信長に対し、
勝負に負けた者へも敬意を払い、協力者にしていくケンなればこそ、
食材の調達から大量の調理、当時の代表的な名物を見事揃えて、危機を乗り越えられました

そして、ちょいちょい出てくる謎の女!
ケンてば、ダイヤのピアス、贈る仲だったの〜気になる
ってか、ホントは幾つ設定?キニナル
段々とフラッシュバックシーンが長くなって来てます!来週も楽しみです〜♪

ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日

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なぜ少年は、生きることができたのか。

命を奪うのか、
希望を与えるのか
原題 LIFE OF PI
製作年度 2012年
上映時間 127分
原作 ヤン・マーテル『パイの物語』(竹書房刊)
脚本 デヴィッド・マギー 、ディーン・ジョーガリス
監督 アン・リー
音楽 マイケル・ダナ
出演 スラージ・シャルマ/イルファン・カーン/アディル・フセイン/タブー/レイフ・スポール/ジェラール・ドパルデュー

世界的な文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」を、『ブロークバック・マウンテン』などのアン・リー監督が映画化。
1976年、インドで動物園を経営するパイ(スラージ・シャルマ)の一家はカナダへ移住するため太平洋上を航行中に、嵐に襲われ船が難破してしまう。家族の中で唯一生き残ったパイが命からがら乗り込んだ小さな救命ボートには、シマウマ、ハイエナ、オランウータン、ベンガルトラが乗っていた。ほどなくシマウマたちが死んでいき、ボートにはパイとベンガルトラだけが残る。残り少ない非常食、肉親を失った絶望的な状況に加え、空腹のトラがパイの命を狙っていて……。

――という、大海原に、動物!予告で美しい映像にそそられたので、これは3Dで観てきましたが、
予想通り。3Dの迫力が生かされていた映像美に満足でした

ただ、予想に反してパイのサバイバル生活までの前置きが長くて、
しかも、そこに後半への重要な伏線があると予測できる流れで、
インド時代の一家の物語が延々と続くのは想定外ですが、ガマンのしどころです。

物語はパイ・パテルというインド人男性が、小説のネタを探していたカナダ人作家に、
幼い少年の日の一家の想い出やリチャード・パーカーと名付けられたベンガルトラとの出会い、
カナダに移住することになるまで、を話して聞かせる形式で進んでいき―
船中で一家に起きたこと、いよいよ嵐に遭遇し、ボートに乗り込んできた動物達との別れがあり、
そこからリチャード・パーカーとの、太平洋ふたりぼっち(?)の漂流生活が描かれます―。



全編3Dと言うわけではないけれど、序盤の色鮮やかで美しく
臨場感ある動物達のシーンで、すぐさま心を掴まれました
意外なことに漂流生活の舞台では、3D映像は少なかったですが、
取って代わるように今度は丹念で自然なCGの映像美。
というよりも、逆に美しすぎて不自然なまでに神秘的な映像美に息を呑みます。

その、余りに美しく、この世の物とは思えない映像が、
観終わった時に(そうだったのか・・・)となるわけですが……

パイ・パテルが作家に語り終える時、
もう一つの漂流物語が観る者に消えない疑惑を残します。

ともあれ、少年パイの美しくも過酷な漂流生活を、共に味わい、見守り、、
最後の 何故・・・ を考える時、、、心が震えます......

ベンガル・トラの“リチャード・パーカーの名前に関する元ネタ”が公式に紹介されています。=こちらオススメ

るろうに剣心

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かならず、帰る。
製作年度 2012年
上映時間 134分
原作 和月伸宏『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』(集英社刊)
脚本 藤井清美 、大友啓史
監督 大友啓史
音楽 佐藤直紀
出演 佐藤健/武井咲/吉川晃司/蒼井優/綾野剛/田中偉登/平田薫/奥田瑛二/江口洋介/香川照之/斎藤洋介

和月伸宏のコミック「るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-」を実写化した時代劇アクション。「人斬り抜刀斎」こと若き剣客・緋村剣心が訪れた街で、彼の名を名乗る人物が起こした事件に遭遇する騒動を描いていく。
幕末から明治になり、かつて「人斬り抜刀斎」として恐れられた剣客・緋村剣心は「不殺(ころさず)」の誓いのもと流浪人となっていた。流浪の旅の途中、剣心は神谷道場の師範代・薫を助けたことから、薫のところで居候することに。一方、街では「抜刀斎」を名乗る人物による人斬り事件が発生しており……。

これは昔、子供が小さい頃アニメのファンでしたので、一緒に観ていました。
が、映画の方はキャスティングを知った段階で特には惹かれず、劇場公開は見逃しました。
でも、子供が観たいというので超新作、レンタルして観ました。

凄かったです
GOEMON」で霧隠才蔵、大沢たかおさんの少年時代を観た時から、佐藤健クンは時代劇が似合うと思っていたし、アクションも出来るんだと確信していましたが、
冒頭からのアスリート張りの運動能力はハンパ無い!


「るろうに剣心」の映画版としては、ちょっともろ手を挙げてとは言い切れない部分もあるけど、
やっぱりアクロバティックなアクションに終始、というか頼り過ぎで、
本来のキャラとは程遠い描き方だったのが、斎藤一や恵どの。
覚えているシーンもあったので、恵殿は最初からの不安要素だったのが的中した感じで残念。
弥彦も全くいいとこなしで、これは続編の為にわざとなのかしら

まあ、ストーリーはアレでしたが、他キャラは結構記憶にあるイメージに近かったかも。

中途半端にちょこちょこ出てくる斎藤一に、一瞬の牙突もう笑うしかなかったけど、
番神vs左之助のバトルは楽しかったし、
子供が楽しみにしていた綾野クンの外印vs剣心♪
香川さん演じる観柳邸では、やっぱりガトリングに盛り上がりました
そして、
コレが一番合っていた吉川晃司演じるカラコン刃衛と健クンの飛天御剣流双龍閃

なんやかんや言っても、キレッキレのアクションシーンは見応えありです



コレは原作のキャラのイメージとかがない分、原作を知らない人の方が素直にアクションメインの作品として楽しめるのではないかと思いました。
剣心の、不殺の誓いの葛藤も綺麗には描かれているシーンもあるにはあるのですが、
その心情が、初めて見る人には伝わったのかどうか・・・
少年の日にコミックに嵌っていた子供は、
刃衛とのシーンでいろいろ蘇ったものか、健クンの剣心に結構ぐっと来たみたいでした。

逆刃刀を携える剣心の苦悩が、この作品1本で伝わるかどうかはさておき、
映像を含め雰囲気、アクロバティックな殺陣は本当に素晴しかったです

夜行観覧車 1・2話

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高級住宅街のエリート一家で起きた殺人事件を3世帯の家族を中心に描いたサスペンス
毎週金曜 22:00〜22:54 TBS系
原作 湊かなえ 「夜行観覧車」(双葉社刊)
脚本 奥寺佐渡子 清水友佳子
演出 塚原あゆ子 山本剛義
出演 鈴木京香/石田ゆり子/宮迫博之/杉咲花/安田章大/宮崎香蓮/中川大志/田中哲司/夏木マリ/高橋克典

第1話 高級住宅街の殺人!渦巻く悪意…家族崩壊
2013年1月。誰もが憧れる高級住宅地「ひばりヶ丘」で事件が発生した。
遠藤真弓(鈴木京香)の憧れの、向かいに住む淳子(石田ゆり子)の家の前に救急車が停まっている。
夫の啓介(宮迫博之)は、ドアの覗き穴から青ざめた顔を押し付けるように覗いていて、娘の彩花(杉咲花)は、薄暗い荒れた部屋で頭を抱え込むように丸まっている―。
そして、観覧車は未だ建設中の、2009年9月の、遠藤家がひばりヶ丘で一番小さい家に引っ越してきた日に話は遡る―。

典型的な庶民派でありながら、度を越した真弓の虚栄心の強さが少しずつ露わになっていく。
憧れを憧れのままですまさない。
家のローンも余裕があるわけではないらしいのに、
「ひばりヶ丘」の住民になったから、ロクに準備もしてないで、
小6の娘を高橋家の娘が通う私立校を受験させようなど、
無謀過ぎて頭が悪いとしか思えない真弓の単純さは罪ではないのか。


ささやかな幸福を感じていた仲良し家族、しかし、真弓が自分の更なる憧れの生活にと家族を引っ張る先には
自分だけが気づかない格差が歴然とあり、
その虚栄心の強さのためか、かなり鈍感な真弓。
その為に世間知らずの娘の彩花が先ず犠牲になり、小島さと子に洗礼を受ける―。
子供を招いたパーティーで恥をかかされた彩花を、優しくフォローする淳子。
向かい合わせた2つの家族は急接近し…―

湊かなえの描く痛い母親像、とりわけ女の内に潜む虚栄心や残酷さ、母性と見紛うエゴが
ここでもザックリあぶり出され、
2013年に起こった高橋家の殺人事件の、動機と真相をめぐるサスペンスは、
現在と、過去の3家族の出来事を織り交ぜながら進行していく。

街のシンボル的観覧車が、完成形の現在。建設途中にプレイバックで過去、と
解りやすい時間軸の移動となって、
3家族のポジションを描きながら、登場人物の心理もキチンと描ききっていて
とても惹きつけられた初回でした。
                        

第2話 美しい街に隠された秘密…謎の失踪
2013年、刑事の結城(高橋克典)は、弘幸(田中哲司)が殺されて、慎司(中川大志)が行方不明になっている事件の捜査に乗り出す。2010年4月、私立の受験に失敗した彩花(杉咲花)は、小学校の級友・志保たちと同じ公立中学に入学。比奈子(宮崎香蓮)や慎司と顔を合わせるのは複雑な心境だ。一方、真弓はさと子(夏木マリ)から春崎家での結婚披露パーティーに誘われるが、祝儀が一律10万円だと知り戸惑う。
(あの幸せそうな家に事件が起こるわけがない。
   もし何か事件が起こるとしたら、それは・・・ウチの方だ・・・―)

 2013年1月22日、事件当日。真弓は、そうつぶやいていた。。。
騒然としている事件直後の高橋家の写真を撮ろうという彩花をたしなめるが、
「あんなに仲良くしてもらったのに」という真弓に「仲良かったのはアンタだろ!」
母のお願いで清修学院を受験して失敗して、、
公立中学で虐められている彩花は今、母親をアンタと呼びペットボトルを投げつける娘に…

2010年、高橋家は慎司の入学した清修学院に、遠藤家は坂ノ下の公立中学の入学式に。
それぞれの春を迎えて幸せな2つの家族。
そんな家族の後ろ姿をみながらプライドの高い「ひばりヶ丘」のセレブ妻たちは、
「チョット文化の違う遠藤家」に対して、住むのは勝手だけど越してきただけでひばりヶ丘の住人にはなれないってことが、追々解ると予言する

住人の誰が結婚しても、一律指1本(10万)を1万だと解釈する真弓は
驚きながらも次に口にしたのがどういう格好で行けばいいのか?「気楽な会」という言葉で出かけると
出席者は全員訪問着だった―。
前回彩花が味わった辱めを、今度は真弓が味わう事になるが、鈍感な女は強い。
一人でベンチに座る真弓に、事前に教えてあげればよかったと慰める淳子に
「ひばりが丘に慣れたつもりでいたけど、まだまだだね」
・・・鈍感な女は強い........。

しかもこのお披露目会の10万を引き出すと、真弓の預金残高は6千円。。。

高橋家の子供部屋の改装に行った啓介(宮迫博之)は、思わず口にした独立に、
弘幸は1千万の融資を申し出て、啓介は一旦は断るが、心はゆれる。
―無理して家を建てる前に、独立のハナシを考えても良かったのではないか―

そういう啓介に、家を建てたのは彩花の為という真弓。
また新しい服を買った真弓にいくら外観を変えても中身は変わらないという啓介にも、
「・・・そうかなぁ〜・・・?」

そんな真弓だもの、家の前まで来ていながら彩花に会おうとしない同級生達の変化や、
高橋家と家族ぐるみの釣りに出かけない彩花を不思議に思わない・・・。
可哀想なくらい想像力がないみたい。。。

実は淳子は弘幸の後妻で、デキのいい長男の良幸(安田章大)は先妻の子であると打ち明けられる。
バスケで評価されていても、実の息子慎司の成績不振に淳子は心を痛めていた。

そして―2013年1月22日、事件当日。
錯乱状態で事情聴取もままならず、入院していた淳子は病院から姿を消し、
結城(高橋克典)に事情を訊かれていた比奈子は、行方の分からない弟を心配するが・・・

何で真弓は「ひばりヶ丘」に憧れたのか?何を観てたの?
街が美しいから?高級住宅地に住む人が幸せそうだから?
そこに住めば自分も高級になり、幸せになれると思ったのか?
その割に、洗濯物の干し方で注意を受けるなんて、、、ダメじゃん
でも、、、もう一度言いたい。
鈍感な女は強いんです。
でも、普通はそうじゃない。
きっと傷つき、折れてしまう。
そんな普通の神経を持った人たちが、これからもっと傷ついていくお話なんだろうな・・・

明かされていく過去はきっと陰惨なものかも知れないけれど、
現在の、傷つき行き場をなくした高橋家の人たちを見守って行きたい。


第3話「狂い始める家族の歯車…逃亡する母子」は明日10時から放送です。

今月の気になる作品♪

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寒い寒い1月が終わり、
関東から西の方では2ケタの気温の日が増えてきそうな2月。
東北、北海道は今しばらく桁違いの寒さが続きそうですが、
2月は旅立ちの前の準備に追われる季節でもあり・・・忙しい月でもありますよね。
そんな隠れ忙しい今月のキニナル6作品を選んでみましたが、
先月は7回劇場に行ったものの、内2回はリピート鑑賞でした。
それでも、まだ「みなさん、さようなら」や「アルバート氏の人生」も観たいし、、
さて、今月は何本観れるでしょうか。

2月1日(金)
アウトロー
トム・クルーズ/ロザムンド・パイク/リチャード・ジェンキンス
イギリスの作家リー・チャイルド原作のハードボイルド小説「ジャック・リーチャー・シリーズ」を映画化したアクション大作

マリーゴールド・ホテルで会いましょう
ジュディ・デンチ/ビル・ナイ/ペネロープ・ウィルトン
豪華リゾートホテルのはずがぼろホテルだったなど、想定外の事態に戸惑いながらも、前向きにセカンドライフを謳歌しようとする男女7人の群像コメディー

2月2日(土)
きいろいゾウ
宮崎あおい/向井理
出会って間もなく結婚した夫婦の物語。脚本にmigちゃんのご実弟・片岡翔さんが参加されている

2月9日(土)
脳男
生田斗真/松雪泰子
原作は第46回江戸川乱歩賞を受賞した首藤瓜於の小説。高い知能と、驚異的な肉体を兼ね備えるも、人間らしい感情はない謎めいた男・脳男をめぐるバイオレンス・ミステリー

2月14日(木)
ダイ・ハード/ラスト・デイ
ブルース・ウィリス
運の悪い男ジョン・マクレーンをブルース・ウィリスが演じ人気を博すアクションシリーズ第5弾

2月22日(金)
世界にひとつのプレイブック
ブラッドリー・クーパー/ジェニファー・ローレンス/ロバート・デ・ニーロ
それぞれに愛する人を失い心に傷を負った男女が再生していく姿を、涙と笑いでつづるヒューマン・コメディー

                  
今日1日は映画の日、1000円で鑑賞できますよ♪
さて、見逃し作品も含めて、時間の合うものをどれか1本は観たいなあ〜

マリーゴールド・ホテルで会いましょう

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インドの風がささやいた。
やりたいように、やればいい。
製作年度 2011年
原題 THE BEST EXOTIC MARIGOLD HOTEL
製作国・地域 イギリス/アメリカ/アラブ首長国連邦
上映時間 124分
原作 デボラ・モガー『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(早川書房刊)
脚本 オル・パーカー
監督 ジョン・マッデン
音楽 トーマス・ニューマン
出演 ジュディ・デンチ/ビル・ナイ/ペネロープ・ウィルトン/デヴ・パテル/セリア・イムリー/ロナルド・ピックアップ/トム・ウィルキンソン/マギー・スミス
「マリーゴールド・ホテルで、穏やかで心地良い日々を-」という宣伝に魅力を感じ、イギリスからインドに移住してきたシニア世代の男女7人。夫を亡くしたイヴリン(ジュディ・デンチ)をはじめ、それぞれに事情を抱える彼らを待ち受けていたのは、おんぼろホテルと異文化の洗礼だった。そんな周りの様子を尻目にイヴリンは、街に繰り出しほどなく仕事を見つけ……。

亡夫の残した負債を返済するため家を売り払い、インドでの一人暮らしを決意したイヴリン、
退職後、国内に家を買うつもりが予算の都合でインドを選んだ夫婦ダグラスとジーン
ミユリエルは股関節手術が、英国は半年待ちだがインドは格安・迅速だというので渋々やってきた
独り者のノーマンは、異国での最後のロマンスを求め、
結婚と離婚を繰り返していたマッジは、孫達と別れ富豪の夫を探すために、
突然判事を辞めたグレアムは、かつてこの地に住んでいた大切な人に会う為に・・・

そもそもの、インド移住の動機の時点での想いの強さが、
到着後の彼らの行動とともに、人生をも左右することへと繋がるのだが、、、


将来は“高級ホテルになる予定”という廃墟同然のボロ・ホテル。
彼らを待っていた、やる気だけは人一倍の若き支配人ソニーのいくらでも出てくる前向き弁明。
シャワーも電話も故障。いつの間にか鳥のホテルと化した部屋にドアのない部屋。
7人の夢を打ち砕く、優雅な生活とは程遠い現実―。でも、
ソニーの言うように“最後には万事めでたし”も説得力はないが・・―
しかし、ボロホテルに籠っていても楽しくない。

先頭を切ってイヴリンは、足の踏み場もないエネルギーに溢れたジャイプールの街に出かけ、
老いと決意と、初めての冒険をブログに綴っていく。

差別意識の顕著なミユリエルは、世話を焼いてくれる身分の低い食事係の女性の心遣いに、
かつての自分を思い出し、希望を取り戻していき・・・

明るく前向きなソニーも、ボロホテルの資金集めに駆けずり回りながらも
自分もある問題を抱えていたが、ある日、その問題が到着。
7人の先行きに大きく影響する事態となるが・・?


ジャイプール行きの飛行機が突然キャンセルされ、バスとトゥクトゥク(三輪車タクシー)を乗り継いで
埃っぽく、喧噪と色彩に満ちたインドの街に飲み込まれていく序盤から、
もう、8人目のメンバーとなり(笑)逞しくも我儘な、彼らの隣にいました。

異文化に衝撃を受け、時に弱気になり、恥じ入りながらも、
若者のように、うじうじと迷い、だらだらと過ごす時間は彼らにはないの。
決断したら一歩を踏み出すのに迷いはない。残り時間はそう長くないのだから
ちょこっとユーモアを交えながらも、そこで生きる人たちと触れ合い、影響しあい
これまでの彼らの人生、掴み取ったこれからの人生を描いた素敵な作品でした


それにしてもゆるくない。シゲキに満ちた音楽とカメラワークがインドの息遣いを伝えていて、
ロケーションも良かった
これは、早々に続編制作が決定していて、大好きなヘレン・ミレンやコリン・ファースの名が挙がっているとか♪
非常に楽しみです

ドラマ「メイドインジャパン」

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円高、欧州債務危機、中国・韓国等新興国の追い上げ。
製造業が軒並み危機を迎える中、巨大電機メーカーが、「余命三か月」の倒産の危機に追い込まれた!
日本人にとって、会社とは、人とは何なのか?
「メイドインジャパン」は生き残ることができるのか?
テレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン
毎週土曜日 午後9時00分〜10時13分 全3回
作 井上由美子
演出 黒崎 博
出演 唐沢寿明/高橋克実/吉岡秀隆/國村隼/大塚寧々/酒井美紀/マイコ/平田満/及川光博/岸部一徳

第一回の見逃し分を、本日の再放送で鑑賞。
最近のNHKドラマは凄い!
ヘタな映画より丁寧な状況描写に、スリリングで説得力のある展開、
久々、骨太な社会派ドラマ。初っ端から引き込まれました♪

タクミ電機営業部長・矢作(唐沢寿明)は異動の挨拶をすませ、とある廃工場に車を走らせる。
同じように呼び出された財務課長・柿沼(吉岡秀隆)、工場長・西山(國村隼)とともに、
会長(岸部一徳)の口から会社の余命は三か月だと聴かされ、倒産の危機を回避する為の特命を受ける。

時間が無い!早速矢作は、秘密を守れて必要な分野に実績を持ちながらも
孤立しているエキスパートを招集。「再建チーム」を結成。

直ぐに、タクミ電機が社運をかけて臨んだヤマト自動車との契約が奪われ、倒産の危機に陥ったウラに
中国企業ライシェがタクミ独自の技術を使ったものであると判明。
上海に飛んだ矢作らを待ち受けてたのは、
かつて矢作が切り捨てた開発部の迫田(高橋克実)だった……

考え抜かれ、努力して生み出し、拘り、妥協しない日本のモノ造り。
日本の高度成長を支えてきた家電メーカーの、危機を回避すべく立ち向かう男達がカッコイイ!

脚本の井上由美子さんが仰っている通り、
当初(企画段階、2年以上前)は「遠くない未来」のテーマとして考えていた製造業の危機は、
予測を越えた早さで「まさに今現在」の問題として迫ってきました…―
タイムリーな作品であるだけに、この、瀕死の企業戦士たちがどう戦い、
どんな3ヵ月後を迎えるのか、ドキドキしながら見守りたいです。

第2回は、本日この後、夜9時00分〜NHK総合で。
最終回は2月9日(土)夜9時00分〜の放送です。

恭子ちゃんからケンちゃんへ♪

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松山ケンイチくんの記念すべき初舞台、「遠い夏のゴッホ」
赤坂ACTシアターのロビーに
恭子ちゃんからケンイチくんへ、お花が飾られているみたいです。
もちろん、大河ドラマでの共演者、玉木くんや、藤木さんからも届いていたようですが、
昔からホリプロは、その辺りの手回しをしないというか、、
なので、ちょっと嬉しかったです。

大河でも共演の吉沢悠くんもゴッホの友人のミミズ役で共演♪
お2人ともナマではまだ拝見していないので、
これは本当に魅力的な舞台、チャンスなんですけど・・・
期間限定のラブストーリー、面白くてグッとくる?

もし、、恭子ちゃん、何か撮っているのでなければ、
どなたかと観劇ってこともあるのかな〜?

松山ケンイチ:初舞台 「美しい舞台になった」と手応えの開幕
松山ケンイチ初舞台主演にフライング、デュエットダンスなどで魅了

去年の今頃…
恭子ちゃんの節分会♪(ケンちゃんの後ろに背中合わせに藤木さんがいるようですね。)成田山新勝寺での平清盛ご一行です松山ケンイチ : 成田山で豆まき「震災に勝つ!」 NHK大河「平清盛」キャ...>続きを読む


信長のシェフ 第4話

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週刊漫画誌に連載中の同名漫画を基に、
戦国時代にタイムスリップして織田信長の専属料理人となる青年の苦難と奮闘を描く。
原作 西村ミツル、作画 梶原卓郎「信長のシェフ」(芳文社)
脚本 深沢正樹 倉持裕
監督 兼崎涼介 田村直己 藤岡浩二郎
出演 玉森裕太/及川光博/志田未来/ゴリ/芦名星/宇梶剛士

第4話 「家康の裏切り!?信長の危機を天ぷらで救え!」
ケン(玉森裕太)の料理により、将軍・足利義昭(正名僕蔵)に朝倉義景攻めを了承させた信長(及川光博)は、京の二条城からすぐに出陣する。秀吉(ゴリ)、可成(宇梶剛士)のほか、徳川家康も従軍し、越前の朝倉軍を撃破する。間もなく朝倉の本拠・一乗谷というところで休息を取っていた信長の元へ義弟・浅井長政からの使者と書状が届く。長政から信長に向けられた縁切りの言葉だった。さらに、信長の妹で長政の妻であるお市からも包みが届く。そこには数匹のアユが添えられており、ケンはそれがわなを表しているのではないかと、信長に進言する。―

今週は、たまたま録画を観てたら帰ってきた我が家の突っ込み専の子供と
ツッコミを楽しみながらで面白かった(笑)

1570年(元亀元年)に起きた金ヶ崎の退き口は、
実はケンがお市からの贈り物、「まきすに乗った鮎」から意味を読み解いて
留まれば挟み撃ちに遭うと進言し、撤退を決意させたことになってる
信長が長政の裏切りを察知した理由については諸説あるようですが、ここでは
お市が両端を結んだ小豆袋を信長に送ったという説を採用、アレンジ(笑)


記憶をなくしてるのに、ケンったら〜、
梁(やな)〜罠=(川の両岸をせき止めて魚を獲る仕組み)を覚えているなんてスゴイぞっ(爆)
だいたいフレンチのシェフなのに歴史覚えてい過ぎよね

で、他に突っこんだとか面白かったのは、
信長が「芋がらのリゾット」を一杯、飲み干した〜〜ぁ!!
ワイルド過ぎるだろぉぉお〜!!
ケンの「桶に雪を」の声にいち早く反応する楓にライバル心むき出しの夏・@未来ちゃん
キミが遅すぎなんだってば(笑)でも可愛いからいいか
で・・・謎の女、年上過ぎだろ〜〜いいのか〜?(笑)
信長&家康の鯛の良いエピソードをぶち壊すカンニング竹山!!
い、家康に失礼だろぉ〜〜な、キャスティングでした
でも、「鯛のソテー、天ぷら風」作るのに油を忘れて柱にすがり凹む夏が、
椿からオイルを抽出するケンにキラキラした眼差し〜がこれまた可愛かった

来週はまたケンをピンチに追い込む信長〜
ミッチー、はまり役

それにしても、やっぱりアノ貧乏生活の玉森クンを見ていた方からオファーがあったのね!
一見草食男子だけど、何気に男の子ーだよね、玉森君
年齢がわかんないカンジなのも合ってるかも〜(爆)
だって〜、謎の女、ウエディングドレスだよ〜スポンサーなのか?
来週ももちょっとフラッシュバックシーンが長くなってくるのかな?楽しみじゃ〜

夜行観覧車 第3話

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高級住宅街のエリート一家で起きた殺人事件を3世帯の家族を中心に描いたサスペンス
毎週金曜 22:00〜22:54 TBS系
原作 湊かなえ 「夜行観覧車」(双葉社刊)
脚本 奥寺佐渡子 清水友佳子
演出 塚原あゆ子 山本剛義
出演 鈴木京香/石田ゆり子/宮迫博之/杉咲花/安田章大/宮崎香蓮/中川大志/田中哲司/夏木マリ/高橋克典

第3話 「狂い始める家族の歯車…逃亡する母子」
2013年事件当日、朝。高橋家の面々が朝食をとっている。
中学最後のバスケの試合がある慎司(中川大志)は、朝食にほとんど手をつけずに、元気なく席を立つ。部屋に戻った慎司は、自分のスポーツバッグがないことに気がつく。部屋中を必死に探してもない。ごみ収集所にたまったゴミの中をも探している慎司の元に、さと子(夏木マリ)が、手に持っていたゴミ袋を見た慎司は、血の引いたような顔になる。
一方、遠藤家では、朝から彩花が真弓に暴言を浴びせていた…

「癇癪を起こして暴れる娘は別人というか、、まるで獣のようです・・・」と真弓は語り始めます。


事件の朝、真弓は自治会費を銀行から下ろしてくれたか夫に尋ねます。夫は
「何でこんなに高いんだよ、この町は」とぼやくのに対し、
「そんなの住んでみないと分からないじゃない」
で、彩花に「何も考えてないんだよこの人は」アイドルのポスターを1万円で落札したらしい。
彩花が欲しがったから。綾香のため―。
苛立つ彩花。はずみで落ちたコップのガラスで怪我をした母親に、「バカじゃねえの」

一方の高橋家では毎日の彩花の大声が迷惑だと比奈子(宮崎香蓮)が訴えていて、
内部進級テストにナーバスな慎司に大して難しいものじゃないから大丈夫だよと、
安心させようとする父親と姉。
「高校行ってもバスケ続けたいからね、、色々頑張らないと、、」最後は自分に言い聞かせる慎司。
ただ、元気のない慎司を異常に気遣う淳子。気遣うというより、話題をそらしたかったのか?
ゴミ袋に入れられたバスケのユニフォームやシューズ…慎司は誰が何のためにしたのか理解する。

話の端々に夫をちらつかせ、何の問題もなく暮らしている風な児島家だが、
夫の姿はなく、二世帯住宅をマー君のために計画しているが、どうも相手にされていないみたい。
アメリカの息子夫婦に電話をするも、「そっちが何時かなんて知らないわよ〜」
「時差時差って、マー君はママより時差が大事なの?」電話、切られる(笑)
常識人を気取っても、非常識なさと子。時差を考えない時点でダメだろ。

で、そんな非常識さと子は、負けず嫌いで見栄っ張り(娘に言われてる)真弓に言うのだわ。
「私達 毎日ゴミ置き場をお掃除してるでしょ〜う。レトルト食品や
スーパーのお総菜を頻繁に使ってるお家は、ンもう〜、直ぐにワカルの。」こえ〜よ〜
パートに行っているのもバレているのに、真弓は否定して取り繕うが…

慎司のことで、彼を好きな同級生の志保(吉田里琴)から仲を取り持てと強要され、
慎司が肝心の試合に出てこなかったことで虐められる彩花―。
このままでいいのか?!でも・・・慎司に会って不器用にぶつかって…―玉砕する。

結城から啓介が、高橋から一千万の金を借りていたことを聞かされ
驚く真弓は啓介に電話をするが、繋がらず、
その啓介には公衆電話から着信があり、相手が淳子だと解った丁度その時、
結城が啓介の会社に姿を現す。
                             
外では見栄を張り、家では子供の言いなりの真弓。それでも可哀想と思わせない
イラット来る鈍感で負けず嫌いの主婦。鈴木京香さん、上手いです。

事件当日、彼女が見かけた人影は夫だった?!
しかも病院を抜け出した淳子が電話をしたのは、啓介!
物語はまだ、事件の翌日。
自分の娘に何も言えない啓介が、どういう行動に出るのか、気になりますね〜。


少年は残酷な弓を射る

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母さん、僕が怖い?
製作年度 2011年
原題 WE NEED TO TALK ABOUT KEVIN
製作国・地域 イギリス
上映時間 112分
脚本 リン・ラムジー 、ローリー・スチュワート・キニア
監督 リン・ラムジー
出演 ティルダ・スウィントン/ジョン・C・ライリー/エズラ・ミラー

イギリスの女性作家に贈られる文学賞として著名なオレンジ賞に輝く、ライオネル・シュライバーの小説を映画化した家族ドラマ
自由を重んじ、それを満喫しながら生きてきた作家のエヴァ(ティルダ・スウィントン)は、妊娠を機にそのキャリアを投げ打たざるを得なくなる。それゆえに生まれてきた息子ケヴィン(エズラ・ミラー)との間にはどこか溝のようなものができてしまい、彼自身もエヴァに決して心を開こうとはしなかった。やがて、美少年へと成長したケヴィンだったが、不穏な言動を繰り返した果てに、エヴァの人生そのものを破壊してしまう恐ろしい事件を引き起こす。

― 私たちは、ケビンについて話し合わなければならない ―
若い頃のエヴァは、恐らくは旅行作家としての自信に満ちて、自由奔放。
それを象徴するプロローグの熟した赤。そして狂気の鮮明過ぎる赤――。
しかし、
物語は日差しを浴びて揺れる白いカーテンの向こうに私たちを誘うのでした……

これは、、先日観た「ふがいないぼくは・・・」の逆バージョンの夫婦というか、
今、望んだわけではないのに妊娠し戸惑ううちに出産してしまったキャリアウーマンの人生。
単純に妻の妊娠を喜び、息子誕生を喜ぶ夫フランクリン........。対照的な、
出産直後、ベッドで見えない何かに魂を奪われたようなエヴァの表情がこの後の
全ての始まりを予感させます。

初めての子育ては誰もが手探り。
親になりたての誰もが多少の不安と怖れと緊張と、沢山の戸惑いを繰り返し、
それでも様々な要求を繰り返し、泣いて知らせる赤ちゃんの寝顔に見惚れるものだと思うけど、
エヴァは、自分にだけ懐かないケヴィンと孤独な闘いを始める事に…―



知恵がつくようになってからの、父親に対するのとは明らかに違うケヴィンの母に対する態度は、
恐らくもうその時には、エヴァは、漠然と気が付いていたのだろうと考えます。
妊娠中に、その命を喜ばれていないケヴィンに、悟られてしまったのではないか、、、
それが事実であるだけに負い目となって、エヴァは夫に話す事が出来ずに、
ケヴィンは成長し、今度は自ら望んで妊娠する――

親は見返りを望まず、無償の愛を子供に注ぐ。
それが当たり前のように云われるけど、、そうだろうか?
愛をこめて子供に尽くし、子供が自分を親として認知して笑いかけてくれる。
その幸せ。。それを求めるのが親だと思う。そして、
その瞬間をたっぷり味わいながら、親と子は絆を手繰り寄せていくのでは?

泣いて拒否られていた乳児のころから、堪えて学ぼうと努力もするエヴァに、
ケヴィンの悪意のある挑発も成長と比例してエスカレート。
夫はそんな事実から目を逸らし、よき父、優しい夫の部分だけを演じる。。。
それでもエヴァが踏ん張ってこれたのは、、
親としての責任感と、女としてのプライドもあっただろうけど、
そんなケヴィンとのサシの戦いの中で生まれた、彼女の母性だったのではないだろうか。

そして、矢は放たれる。――

記事を書きながら女の内の母性に絡んで「レボリューショナリー・ロード」を思い出していました。
が、この作品のエヴァは本当の意味で強いです。
このケヴィンに対して、悪意という表現を遣いましたが、悪意というからには、
ちゃんと意思を持っての行為であり、態度なわけで、
彼が欲しかったもの、無意識に求めていたもの、それは決してあの悲劇ではなかったのだと思います。

子供は生まれる時期も、親も選べない。
それを私たちは知っていなければいけない。
そして、どんな親も、子供と一緒に悩み、学び、親になっていくのだということも。

放たれた矢はどこに向かったのか?
それを考える時、、ケヴィンの赤ちゃんの頃の鳴き声が甦り、彼の孤独の深さが胸を刺します。

仕事に生き甲斐を求めて、バリバリキャリアを積んでいるけど、結婚もしたい....。
そんな女性には、特に観て欲しいかも・・の作品でした。

大輔くんの2013四大陸♪

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世界選手権の前哨戦!
五輪、世界選手権に次ぐ国際大会、四大陸フィギュアスケート選手権が13年ぶりに大阪で開幕♪  
今まさに黄金時代を迎えている日本フィギュアスケート界の選手同士のバトルも楽しみです


大輔くんに関しては、1月に入ってからのSPの変更には驚きましたが、今シーズン、
確かに"異常に点数の開き"を感じたのは、大輔ファンばかりではなかったはず。
ここも、彼の前向きに攻める決断を信じて、、楽しみにしたいですね。

四大陸フィギュアスケート選手権2013
2月8日(金) 19時57分〜22時52分 フジ 男子ショートプログラム
2月9日(土) 19時57分〜23時10分 フジ 女子ショートプログラム男子フリー
2月10日(日) 19時00分〜21時30分 フジ 女子フリー

「ソチのシーズンまで」と、引退を決めているダイスケくんにとっても、
ファンにとっても、残りの1年はとても貴重。
「1年は早い。1年じゃ足りない」という、彼の想いが伝わってきます。

【フィギュア】大輔、シーズン中異例のSP変更
新SPで勝負!大輔、異例の変更断行/フィギュア
高橋 SP新プログラム「月光」で気合十分!羽生に勝つ
高橋と羽生、今季4度目の直接対決 四大陸フィギュア
高橋4大陸へ「調子上げてきた」

四大陸ニュース2013.2.6

「メイドインジャパン」第2回

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円高、欧州債務危機、中国・韓国等新興国の追い上げ。
製造業が軒並み危機を迎える中、巨大電機メーカーが、「余命三か月」の倒産の危機に追い込まれた!
日本人にとって、会社とは、人とは何なのか?
「メイドインジャパン」は生き残ることができるのか?
テレビ60年記念ドラマ「メイドインジャパン
毎週土曜日 午後9時00分〜10時13分 全3回
作 井上由美子
演出 黒崎 博
出演 唐沢寿明/高橋克実/吉岡秀隆/國村隼/大塚寧々/酒井美紀/マイコ/平田満/及川光博/岸部一徳

かつての盟友・迫田の登場により、中国企業ライシェとの交渉が決裂した矢作たち。再建チームは次の提携先としてドイツ企業マンハイムと交渉に入るが、先方の要求は譲原会長と桂一郎社長の退任だった。
おりしも新聞記者根来が、タクミ倒産の危機をすっぱ抜いてしまう。矢作は会長の元に向かい辞任を迫るが、譲原会長はあっさり受け入れ臨時取締役会を開く。だがそれは矢作をはめるための罠だった。――

上海でかつて自分が切った迫田に詰め寄るが、すっかり中国に馴染んだ迫田は、耳を貸さない。
帰国した矢作に、マンハイムが関心ありとの情報を得て早速交渉をするが、経営陣の退任を条件にだされ、
譲原会長に頭を下げる。会社が存続するならば、と応じる会長だったが、
役員達を前に、自分を解任出来るのかとの採決を採る。押し黙る皆を前に、まだ手はある。
ライシェを提訴し、ヤマト自動車との契約を奪い返すこと―。


身銭をきって上海に飛んだ工場長・西山(國村隼)の思いも、頑なな迫田には届かず、
執拗な根来がすっぱ抜いた記事で、事実上マンハイムとの話はなくなる。

かくしてライシェとの戦いの火蓋は切って落とされたのだが、
その頃、上海では迫田とライシェの間に決定的な亀裂が生まれようとしていた。
迫田の作った新型電池の不良によって起きた事故が報告されておらず、販売の停止を求めるが、
「それは小さい事」だという中国人社長。超〜〜、リアルなんですけどぉ〜

一方の矢作は、新聞記者の正体に気づき、ブンヤ魂に名を借りた翔一の復讐心を知るが…

タクミ在籍時に、会社の設備及び資金を使って開発したノウハウを、他の企業で使用することの是非よりも、
もっと根本的な、ヒトとしての誇りに触れていく展開。
企業における過酷ともいえる人間関係を、
その苦渋に満ちた、男達の選択の人生が描かれていて、見応えも十分

穏やかな工場長・西山の奥さんは、瀬戸康史クンの番組グレーテルのかまで"かまど"役の緑子姐さん
エンディングがタクミの社歌なんですが、歌っているのは懐かしい太田裕美さんでした
     
『倒産』こそが生き残る最善の道だという財務課長・柿沼(吉岡秀隆)の退職届を預かる社長(及川光博)は、どうでるのか?!
矢作の容態は?
彼らの最終ステージはどこなのか?!

企業の危機に奮闘する男達の、当然のように巻き込まれる家族との関係、
また、会社の中で、信念のぶつかり合いをしながらも、他者(社員)を守るためにどこまで自己を犠牲にできるのか?
など、
とても考えさせられるというか、登場人物のこれからにも強く惹かれるドラマ。

本日9時からの最終回の前に、この第2回の再放送があります!
2月9日(土)午後4時から放送!

信長のシェフ 第5話

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週刊漫画誌に連載中の同名漫画を基に、
戦国時代にタイムスリップして織田信長の専属料理人となる青年の苦難と奮闘を描く。
原作 西村ミツル、作画 梶原卓郎「信長のシェフ」(芳文社)
脚本 深沢正樹 倉持裕
監督 兼崎涼介 田村直己 藤岡浩二郎
出演 玉森裕太/及川光博/志田未来/ゴリ/芦名星/宇梶剛士

第5話 「戦国一の美女・お市を暗殺!?平成のシェフお子様ランチで潜入」
ケン(玉森裕太)は信長(及川光博)に命じられ、浅井長政(河相我聞)の城に料理人として潜入することになる。楓(芦名星)が男装し同行するが、自分も一緒に行くという夏(志田未来)は残されてしまう。信長には裏切り者の長政を料理を使って毒殺せよとの意図があると信じて疑わない楓。だが、ケンは信長の妹・お市(星野真里)の過去の行動などから信長の真意に思い当たり、3匹のアユを笹舟仕立てにした料理を作り上げる。―

今回は特に、ありえへん難関 を2度も突破する我等のケン〜

一度目は、楓と共に乗り込んだ浅井長政の面前で、
信長の真意は長政毒殺に非ず、「借りを返す」とは、
長政の裏切りをアユに託して危機を知らせてくれたお市の方への救出を打診することだと読み解いたケンが、
鮎の揚げ物、笹舟仕立て・覆盆子(イチゴ)の汁添えを、これまたしっかり読み解いたお市の方が
やけにキッパリと「この城から一歩も動きませぬ!」と言ったもんだから、
同行した敵の料理人のクチからバレてしまい、楓は信長の元に帰ってしまい(笑)
ケンは囚われ、沫や打ち首になるところ
お市の方自ら人質を演じてケンを脱出させるという荒業〜(笑)
追っ手、全然イナイやんめっちゃスンナリ脱出成功〜

もう一つのありえへんは、
お市の方の娘、茶々の苦手・肉を克服させる料理を命じられたのに、
料理人の魂ともいえる包丁の使用を禁じられたシーン。
でっ
ナント!指を包丁代わりに鶏(鴨の想定)を、指で捌く〜〜〜!!
イワシじゃあるまいし・・(笑)ありえへ〜〜ん
でもって、
鴨肉の鉄板ハンバーグ むかごのフライとえんどう豆のソテー添え あんず味噌ソース
目出度く茶々の好奇心をくすぐり、あ〜んと何度も御口をあけてご所望〜

去り際にケンはお市の方に、今度会えたらハンバーグの作り方を教えると約束しますが、
夫・長政が信長の敵となった事で、次はないかも、、と心配なさるお市の方は、
長政が姉川の戦いで敗北した後、織田家に引き取られ、茶々、初、江とともに
結局は信長より長生きをするのですが、、
この時「あ〜ん」をしていた幼い茶々が、後にサル(ゴリ)の側室になると思うと
なんかヘンよね〜、やっぱり

さて、超〜ラッキーボーイのケンですが、最後ぬっと刀を突きつけられ―っっ!!
今週は、謎のオンナの名前が判ったと思ったら、
あれぇ〜?彼女もタイムスリップなの???
夏(志田未来)のライバルがまた増える予感〜(笑)
来週も観るわよっ

とりあえず・・・

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真央ちゃん、ほぼ2年ぶりのトリプルアクセルの解禁、おめでとう〜
一大決心で取り組んできた、ジャンプを始めとするスケートの見直し。
その過程で、不調だとか、散々に言われ続けても、
佐藤信夫コーチを信じて、地味な本当に苦しい闘いの連続を、
彼女の純粋で強い気持ちが勝利したものですね。心からおめでとう。良かったね!

真央、3回転半決めた!今季世界最高
真央『白鳥の湖』新衣装!全身羽根

真央ちゃんの高くてふんわりと軽い、エレガントなジャンプも好き
スピンも美しい
でも、真央ちゃんがいつも軽々とやってのけるステップは、本当に素晴しい
今日は丁度、TVの放送時間に出かけることになって、心残り〜。
なので、とりあえずコレを貼って行きます。懐かしい真央ちゃんがいっぱい♪

浅田真央 "神ステップ(鬼ステップ)" 〜 大全集!
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