原題 HER
製作年度 2013年
上映時間 126分
脚本:監督 スパイク・ジョーンズ
出演 ホアキン・フェニックス/エイミー・アダムス/ルーニー・マーラ/オリヴィア・ワイルド/クリス・プラット/スカーレット・ヨハンソン
人工知能型OSの声に惹かれる主人公と、生身の女性よりも魅力的なシステムとの恋のてん末
近未来のロサンゼルスで、セオドア(ホアキン・フェニックス)は相手に代わって思いのたけを手紙にしたためる代筆ライターをしていた。長きにわたり共に生活してきた妻キャサリン(ルーニー・マーラ)と別れ、悲嘆に暮れていた彼はある日、人工知能型OSサマンサ(スカーレット・ヨハンソン)と出会う。次第にセオドアは声だけで実態のない彼女の魅力のとりこになり……。
そう遠くない未来のロサンゼルスでは、もはやPCにキーボードはなく、
他人に代わってその相手への想いを手紙に綴る“代筆ライター”のセオドアも口述のみで、
削除も送信も音声のみ。
ニンゲンは想いを伝えるのも“代筆ライター”任せ。で、そのライターはPC任せ
しかも!!
最新型のAI(人工知能)型OSは、その購入者の過去のデータから気質、好みでセットされて、、
恋人兼、秘書兼、と、デキル女
携帯端末にインストールしたカノジョといつも一緒
ポケットに彼女を入れて持ち歩く絵は、まるで「南くんの恋人」そのもの(爆)
しかーし!!!
現実の夫婦でもメールを全て見せる事はナイのに、サマンサには簡単に見られちゃうのよね。
一応お伺いは立てるのだけど。そこが普通の夫婦とか恋人関係じゃ知りえない部分。
人工知能型OSのカノジョは、急速に日々進化。
頭脳はコンピューターだけど、人間並みの感情も持ち、ユーモアもあり気配りもする。
進化し続けるカノジョはついに――…
セオドアが最新型のOS1を購入、起動した時に受けた簡単な質問だけで
あんなにも性格もフィットするAIが出来上がるのなら、
つい私も欲しいとか思いながら観ていたけれど(笑)
だけどサマンサの声はスカちゃんで超OKだけど、私が購入した場合、
声は誰がイイかな〜とか(爆)思いめぐらしたりして
だけど、どうもロマンが足りないのか、ああいう展開にはびっくり。
しかもテレフォンセックスとか、代理でAIの声だけ計画とかには引いた
セオドアに愛されたいAIスカちゃん。その意を受けて彼も悩み答えを探す。
大人の恋愛に欠かせないセックスと、生身の人間に求めても得られなかった安らぎ…―。
恋する“一人とひとつ”の真剣な愛についての答えはどうでるのか?!
ただし、その後半はなかなかに哲学的会話もあり、
これは男性の方が好意的に観れるストーリーかなあ〜とも思いました。