THIS IS NOT WHAT I EXCEPTED [ 喜歡‧你 ]
上映時間 106分
製作国 香港/中国
監督 デレク・ホイ
金城武/チョウ・ドンユイ/シー・ミン/ガオ・シャオソン/リン・チーリン/チャン・クォチュー/トニー・ヤン
味にうるさい実業家のルー・ジンは、買収した上海の名門ホテルが提供する料理に不満を募らせる。ところが見習いシェフのションナンが、そんな彼の舌を満足させることに成功する。以来、ジンがテーマを決め、ションナンがそれに応えて完璧な一皿をつくり出していく。いつしかジンは、顔を知らない見習いシェフに会いたいと思うようになるのだったが…。
コチラは、昨年の東京国際映画祭では『こんなはずじゃなかった!』の邦題で上映されていたのですが
その後、武君の『恋する惑星』にあやかりたい思惑からか(笑)改題されての公開ですね♪
ルー・ジンはビジネスにも食事にも常にパーフェクトを求める高慢な男なんだけど、
“絶対味覚”を持つ彼がインスタントラーメン(多分、出前一丁^^)にも異様なこだわりを持つシーンが可笑しい。
理想の状態にこだわるあまり邪魔が入り――と、
結構テンポよく、ルー・ジンがトラブルメーカーに巻き込まれていくパターンで、
生真面目、高慢な男が数々被害に遭う中で逆襲に転じる時、がめちゃくちゃ可愛い👌
ヒロインのチョウ・ドンユイは、“中国13億人の妹”と呼ばれ、若手No.1女優ということですが
これもギャップを見込んでのキャスティングなのか?演技とか以前に私はダメでした...。
その、キャラクターも含めて魅力を感じなかったので、これはもう
男女の差もあるかも知れないし、殆ど好みの問題かも
先ず最初の登場シーンが笑えない。あれをイタズラだと思えないところで(もう犯罪)、
序盤からションナンに対する印象が悪かったし
先のチャウ・シンチー「人魚姫」の笑いとは真逆だと感じた幕開け。
まあ、、タイトルもこんなハズじゃなかったといってるし、
このヒロインの迷惑なトラブルも笑って観れればOK。
ルー・ジンに提供される料理はどれも美味しそうでしたしね☆
中高年女性が多かったし、館内の雰囲気は温かく、結構笑いが起きていました。
まだまだラブストーリーが似合う武くん。
高慢チキな仕草の中にも隠せないキュートさが感じられて良かったです
他には、
『台北に舞う雪』ではちょっとボーリンくんに似ていたトニー・ヤンもすっかりオトナで最初は解らなかった。
ピーター・チャン&武くんつながりで、
ションナンのライバルとしてリン・チーリンが登場しますが、ほんの少しデス。
それにしてもトニーと武くんの『摆渡人』、公開されることは無いのかなあ~。
中国映画だと日本未公開も多くなるので、やっぱりたまには邦画にも出て欲しいな~。