脚本 橋部敦子
演出 石川淳一:植田泰史
主題歌 常套句/Mr.Children
出演 生田斗真/真木よう子/桐谷健太/香椎由宇/柄本佑/木村文乃/国仲涼子
高知県・四万十川を舞台に、等身大の若者たちを描く群像ドラマ。いわゆる就職氷河期世代を指す、ロストジェネレーションこと“ロスジェネ(さまよえる世代)”。働き口がない、自分の居場所が見つからない、将来に夢も希望も持てない…日本のリアルな現実を背負ったロスジェネど真ん中の男女7人が、四万十川の大自然を前にして自らの希望や夢、秘密と向き合っていく。
第4話 「大切な人の気持ち、判っていますか?」
小平丈太郎(生田斗真)は、ご褒美にキスをしてもらった森下彩花(香椎由宇)と自宅でDVD鑑賞デートをする約束を取り付けた。二階堂かほり(真木よう子)は、彩花が松本弘樹(柄本佑)と暮らしていることを知らずに浮かれる丈太郎を冷静に見ていた。
そんなかほりは、両親から見合いをすすめられていた。今後も四万十で仕事を続けると決めたわけではないからと断るかほりに、義兄(矢柴俊博)が理解を示す。島田さより(国仲涼子)はそれが面白くない。。。
キスして貰って、お家デートも「いいんじゃない?」なんて言われて、
丈太郎じゃなくても普通は舞い上がると思うのね。
まさか彩花に同棲している相手がいるなんて、普通は思わないよ、うん。
丈太郎は悪くない(笑)
「キミぐらいの能力を持った人なんてゴマンといるんだ」と、あんなにハッキリ言われても
四万十で仕事を続けると決めたわけじゃないなんて、、、
あの時の教授の態度が全てなんだと思うけど、現実が受け入れられないかほり。
おそらくは学生時代、周りにちやほやされる事に慣れていたさよりは、
仕事に生きるよりも女の幸せと思って結婚したはずなのに、今や夫(矢柴俊博)は、
自立して生きていこうとしているかほりを褒める事はしても、妻の髪形の変化にも気づかない。
さよりに関しては、コレといった原因もなく、ただ夫や妹に対してひがんで
不満を募らせているように思えるのだが・・・
かほりは元カレの家庭の事情も知らないし、
彩花の同棲相手がその弘樹(柄本佑)だという事も知らない。
ヒガミが強くなっている姉のことは自分が原因だとは薄々気が付いているが
姉の変化には気づかない。
むしろ窮屈な苛立ちばかりが強いかほりは、孤独を募らせた弘樹と会い…
―しかし、ついに現場を見ることになってしまう―
今回は特に、みんなが自分のことでイッパイイッパイで、
人の気持ちを思いやる事が出来ずに傷つけたり、、傷ついたり観ていても共感し難い。
特に女性陣が暗く、重く、、イタイわ
その中で、さよりが美容室に行ったのを気づいた順一(桐谷健太)と、
地元で頑張る事しかできなかった順一の気持ちを傷つけた事に気づいた丈太郎に
救われた思いです。
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