原題 OBLIVION
製作年度 2013年
原作 ジョセフ・コシンスキー
脚本 カール・ガイダシェク 、マイケル・デブライン
上映時間 124分
監督 ジョセフ・コシンスキー
出演 トム・クルーズ/モーガン・フリーマン/オルガ・キュリレンコ/アンドレア・ライズブロー/ニコライ・コスター=ワルドー/メリッサ・レオ
2077年、地球はエイリアンの襲撃によって壊滅的な被害を受ける。やがて生き残った人類は他の惑星へと移住し、人々のいなくなった地球では、ドローンと呼ばれる無人偵察機による監視が続けられていた。そんな地球に残り、ドローンのメンテナンスやパトロールなどの任務に当たるジャック。ある日、未確認の宇宙船の墜落現場へと向かった彼は、そこでカプセルの中で眠る美女を発見する。やがて目を覚ました彼女はジュリアと名乗り、なぜか会ったこともないジャックの名を口にする。しかし肝心な記憶は曖昧で、彼女自身が何者なのかも分からなかった。一方ジュリアとの出会いをきっかけに、自分にも失われた記憶があることに気づくジャックだったが…。
まず、高度1,000メートルのジャックの基地、スカイタワーには
パートナー・ヴィクトリアがいて常に彼をフォロー。たった一人残ったわけではない。
しかし、記憶を消されて5年。繰り返し見る同じ女性の夢…彼女が誰なのか知らない…。
もうこの序盤で、もしかしたら、、、と思ったら、、
アレもコレも、、やっぱりそうだった......。
設定も美術も、SF好きの方には、それぞれ過ぎる作品が幾つかあると思うのですが、
やっぱり私的には「月に囚われた男」に贅肉をつけ、ハリウッドらしく派手な戦闘シーンを盛り込んだ作品、という気がした。
そんでやっぱりラストもハリウッド好み。
あの作品のラストの尾を引くような"ヒト"の底知れない哀しみ、余韻はコチラには感じられない。
ただ、無人偵察機といより攻撃型ロボ・ドローンの怒ったような造詣が可愛い!
バブルシップも、「スターウォーズ」の進化系っぽくて、
空中戦はかなりスリリング
年代モノの宇宙船が墜落してからは登場人物も増え、かなり動きはあるものの、
ストーリーは見えてきて、やや長く感じてしまったけど、ほぼ2時間だったのね
(それにしてはトイレに立つ人が多くて、イラッとしたわ)
ジャックの環境というか、予測がつく内容なので新鮮な驚きはないですが、
見所は追いつ、追われつのトムちんのバブルシップでの空中銃撃戦でしょうか。
過剰に期待しないで行けば、全体には普通に楽しめると思います。