毎週金曜 22:00〜22:54 TBS
原案・脚本 櫻井武晴
脚本 櫻井武晴 藤井清美 丑尾健太郎
演出 岡本伸吾、渡瀬暁彦、川嶋龍太郎
音楽 菅野祐悟
出演 唐沢寿明/松坂桃李/六角精児/入江甚儀/千葉雄大/稲垣吾郎/倍賞美津子/松雪泰子
表の顔は大学教授、そして裏の顔は伝説の大泥棒「TAKE FIVE」のメンバーという男・帆村正義。
正義の口癖は「盗みは人を不幸にする。でも盗むならそこには愛が必要だ!」
そんな帆村に「ルクレツィアの肖像」の写真を送りつけた謎のホームレスの女(倍賞美津子)
女は絵画の在処が「東都銀行の担保倉庫」だと云う。
何故か正義は絵画の所在を確認したい衝動を抑えきれず、銀行の倉庫に忍び込んでしまうが、
そこで一匹狼の泥棒・新美晴登と遭遇。
警報によって芝大門警察署の刑事・笹原瑠衣が駆けつけた―!
1話でほぼメインのキャラが勢ぞろい。
悪い奴らから大金をせしめる20年前の史上最強の窃盗団「TAKE FIVE」とメンバーの関係、
刑事笹原と帆村の浅からぬ因縁は、毎回の帆村の講義のテーマの四文字熟語(笑)によって
次第に浮かび上がってくる。
そして新・TAKE FIVEが立ち上がるが、
そんな正義に、警察に身を置きながら彼らを監視していた岩月が接近、メンバーに加わるが…?
TAKE FIVEの軽快な音楽に乗って
彼らは銀行の投資信託・ハピネス・トラストに関する機密データを盗み、
芝大門署が警護していた国宝級の“四天王像”の盗難の一件では、
窮地に立たされた瑠衣と昇太郎(千葉雄大)を救い、
大学教授兄の“奇跡のマウス”奪還では、袂を分かつ兄弟の仲を修復させ、
なるほど、どこかに愛が生まれてる(笑)
そして再びルクレツィアの肖像の在処が、ホームレスの女から帆村にもたらされる―
しかしそのダ・ヴィンチの名画は、テイク・ファイブの犯行の手口をすっかり真似た
何者かによって盗まれ、晴登はナルミ(黒木メイサ)という女に挑発され
元テイク・ファイブのメンバーだった後藤(峰竜太)に罠に嵌められ瑠衣に逮捕されてしまう
そして6話でTAKE FIVEは晴登を欠いたメンバーで、後藤率いる偽テイク・ファイブとルクレツィアの肖像を奪い合う、直接対決のタイムリミットを迎えるのだが…―
このニセTAKE FIVEとのエピソードは2週に亘って描かれて、なかなか面白かったけど、
アノゲストはダメでしょう〜〜!オトナの事情ってヤツかも知れないけど
ちょっと他の俳優さんたちに失礼でしょう〜と、緊張感もあり面白かったのが、
アノ一人の方のシーンで雰囲気ぶち壊し。まあ、セリフが殆ど無いのが救いだったけど
で、
瑠衣は岩月を尾行し、ついに「TAKE FIVE」のアジトのジャズバーに現れるのですねぇ
最大の謎は、謎の女と帆村が執着するダ・ヴィンチの名画「ルクレツィアの肖像」に
どんな意味が隠されているのか?ですが、
謎のホームレスの女の正体は何者で、どう絵画と関わっているのか?
瑠衣は父親の死の真相を知り愛を取り戻せるのか?そして、
正義たちは、史上最強と謳われた窃盗団が20年前に解散した本当の理由にたどり着けるのか?
個人的には、警察官でありながらTAKE FIVEのメンバーになった岩月の目的とか、
ちらちら映るアノ従業員は、一体ナニモノ?とか、気にしつつ、
手に汗握らない(ふふふ)彼らの騙し、潜入し、盗むテクとそれで分かち合えるものを愉しみたい
コチラも菅野祐悟さんの音楽が、軽快で画に合っててステキ〜
この後、10時からの第8話ゲストは、宝塚歌劇団の5人組。
謎に少しは迫る回になっているのか、楽しみです♪