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図書館戦争

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製作年度 2013年
上映時間 128分
原作 有川 浩『図書館戦争』シリーズ(角川書店刊)
脚本 野木亜紀子
監督 佐藤信介
音楽 高見優
出演 岡田准一/榮倉奈々/田中圭/福士蒼汰/西田尚美/鈴木一真/相島一之/嶋田久作/栗山千明/石坂浩二/橋本じゅん
メディアに対する取り締まりを正当化する法律“メディア良化法”が施行されてから30年がたった日本。読書の自由を守るための自衛組織“図書隊”の隊員にかつて助けてもらった笠原郁(榮倉奈々)は、憧れの図書隊員になる。担当教官・堂上篤(岡田准一)の厳しい指導を受け、女性で初めて図書特殊部隊に配属された郁。そんなある日、図書隊とメディア良化委員会の対決が避けられない出来事が起きる。

一番の私の映画友は、実は昔からのジャニファン。
いつも私のリクエストに付き合ってくれるので、今回は彼女の観たいこの作品にお付き合い♪
原作が「フリーター、家を買う。」「阪急電車〜」の有川浩さんということで気にならなかった訳ではないのだけれど、キャストに惹かれなかったというか。
ですが!
コレが結構面白かったんです

図書館の自由に関する宣言で幕を開けるSFですが、
この4項目の網領(こうりょう)は1954年から実際に存在しているものですが、
それをみつけてこのパラレルワールドを創り、図書隊を創り上げていく有川浩氏の
イマジネーションが凄いと感じます

女性ながらミリタリーものを得意分野としている有川さんだけあって、
図書隊の訓練、敵対するメディア良化委員会の執行隊とのバトルも、迫力はあるんだけど、
ラブの絡ませ方も含めて、どこかやっぱり女の子向けかな〜という印象

女の子のお仕事モノ、という設定も、
主人公・笠原郁の天真爛漫“王子様”発言が
男所帯の図書隊で公言されるなどは、やっぱマンガちっくだわー
同じミリタリー系なら、現在放送中の同じ有川さん原作の「空飛ぶ広報室」の方が自然かな。

ただ、これはやっぱり岡田クンあっての成功作だという気がしますね♪
クライマックスの堂上(岡田)vs武装組織(鈴木一真クン)の対決は超〜〜迫力。
番宣でのトークで、彼が3種の格闘技のインストラクター資格を持っている事を知ったのですが
流石のアクションシーンを見せ付けてくれます!


他キャストでは、笠原郁の同期でライバル役の福士蒼汰くんは、朝ドラ「あまちゃん」にも出演中の方なんですね〜。
妙にフォーカスされていて??だったんですが仮面ライダー出身だとか。
子供が大きくなるとその辺が疎くなってしまいます(笑)
栗山千明さん、頼りになる先輩というだけでなくカッコイイです
後、私の中では怪優という位置づけの橋本じゅんさんが、今回は美味しい
それと、
図書隊創設者の稲嶺は、有川さんが児玉清をイメージに書かれたという事で、
今は亡き児玉清さんが写真出演されていました。
ちゃんと世の中にメッセージを送っておられた児玉さん、ソコの所も好い着目でしたのに。。

興行的には「藁の楯」を上まっているこの作品が、明るいし一般受けし易いというのは解ります。
個人的には「藁の楯」の方が見応えがあり好みでしたが、
コチラはオバサンな私も楽しめたけどやっぱりライトノベルな若い層向け、という気がしました
デートムービーとしてオススメ

種まく旅人〜みのりの茶〜

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製作年度 2011年
上映時間 121分
脚本 石川勝己 /三浦千秋
監督 塩屋俊
出演 陣内孝則/田中麗奈/吉沢悠/柄本明/石丸謙二郎/永島敏行/寺泉憲/徳井優/前田健/林美智子
リストラされたデザイナーのヒロインが、ひょんなことから祖父の茶畑で有機栽培に悪戦苦闘する姿を通して農業の難しさと素晴らしさを描く人間ドラマ。
農林水産省官房企画官という身分を隠しながら、日本各地の農家の本音を聞いて回る大宮金次郎(陣内孝則)。そんな彼に大分県臼杵市役所の農政局長として、省が開発した農薬を普及させよとの辞令が下る。着任早々、無農薬栽培に切り替えた旧知のお茶農家の主人・森川修造(柄本明)と農業話で盛り上がるが、その翌日に彼が心臓発作で入院。孫娘みのり(田中麗奈)が修造の代わりを努めようとするが、農業のノウハウなど何も知らずに途方にくれる。そこへ金次郎が現われ、さまざまな面で彼女をサポートしていく。

吉沢悠クンの出演作なので気になりながら見逃していた1本。
大分の緑の中で繰り広げられる、心にも身体にもイイ、優しい作品でした
チョット大人の為の童話のような、でも展開はそれこそ、大人の社会科見学─なのでした
今の季節にピッタリの、みどり香り立つような作品です

思い描いたポジションではなくとも、それなりにやってきていたと思っていたみのりが、
深く考える余裕もなく始めたお爺ちゃんの代わりに茶畑を守る暮らし。
きっかけは実は、偶然見た、友人が田舎でオーナーをやっている特集記事だった、、。
思い通りに生きて輝いてる友人が羨ましかった。そこにどんな現実があるかも知らず…。

しかし―いざ、
汗にまみれて1日が終わると待っている、田舎暮らしのオキテ(笑)も、
イヤイヤながら参加していくうちに、
都会での自分のこれまでの人間関係の希薄さを思い知る温かさに支えられ、
みのりの1日は、悩みなど入り込む余裕もなく、心地よいぐらいの疲労と充実感と、
ひとりではやっていけない農家の生活に、それを色んな方面からのサポートを受けながら、
夢中で実りの時を迎えることになる…―。

桃栗3年、お茶7年―

これは、家族の物語であり、一人の女性の成長の物語なのですが、
もちろん彼女を取り巻く人たちの葛藤もリアルに描かれていて、
「役人やけん」が口癖の市役所農政課の木村(吉沢悠)は、指導する農家の現実と
役所の無理解な上司との板ばさみで、思う仕事が出来ず葛藤の毎日。―

それでも逃げずにキチンと向き合えば、きっと誰かが見ていてくれる。
みのりには金ちゃんや木村がいて、木村には金ちゃんがいて、
金ちゃんには太田(永島敏行)という上司がいて、市長(寺泉憲)も彼を支える。
ちゃんと誰かの眼差しがある。優しい映画であります。

大分出身の塩屋俊監督が描きたかったのは、私たちの生命を支える食と、それを守る日本の農業の姿なのでしょう。
「仕事はキツいけれど、一日の終わりには充実感に包まれる」
それが十分に伝わってき、みのりの奮闘に、身をもって示す金ちゃんの諦めない姿。
命あるものと共に生きる事の厳しさと喜びも、作品を通して味わえるものでした。
「障害と思えるものでも、その存在が、次にやるべき仕事を教えてくれる」これは、
農業に限らず、ピンチに陥った時、前向きに進んでいくヒントとなる言葉でした。

最後に、塩屋俊監督のこの作品のインタビュー記事の一部を紹介したいです。
[お百姓という言葉は、百の仕事が同時に出来る人という意味なんです。
イコール"匠"であり、アーチスト。
そういう人は日本中にごろごろいるんです。そういう方々にもっとスポットを当てて、その方たちの技術や英知を次の世代が担っていけるようにする橋渡し役というか、そういう風に触発できるような映画を作っていきたいと思っています。
映画には、世の中を変えるほどの力はないです。でも、若干の刺激を与えることは出来ると思うんです。]

このGWに観た、恭子ちゃんの「農家の〜」の鑑賞後によく似て、
なんだかコチラまで美味しい空気を一杯吸って、元気になるような、
ああ、緑って凄いなあ〜と思え、自分も1本の小さな苗になったような気になります

きっと、うまくいく

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製作年度 2009年
別題 3バカに乾杯! 原題 3 IDIOTS
製作国・地域 インド
上映時間 170分
監督 ラージクマール・ヒラニ
出演 アーミル・カーン/カリーナ・カプール/R・マドハヴァン/シャルマン・ジョーシー

ハリウッドを凌ぎ世界一の製作本数&観客動員数を誇る映画大国インドで、歴代興行収入ナンバーワンの偉業を達成。
真の友情や幸せな生き方や競争社会への風刺を描いたヒューマン・ストーリー
行方不明だったランチョー(アーミル・カーン)が街に戻ってくると聞き、ファルハーン(マドハヴァン)とラージュー(シャルマン・ジョシ)は母校に向かう。10年前、三人は名門大学の学生だった。真っすぐなランチョーは異議があれば学長にすら物申し、好きなことに打ち込んでいた。しかし、ランチョーと学長の娘・ピア(カリーナー・カプール)が接近したことから、3人は卒業目前で退学を言い渡されてしまう。
馴染みのないインド映画、しかも3時間近い長尺ということで、付き合ってくれというのも気が引けて
公開初日のお昼の上映、一人で行ってきました。
でも、これが凄く面白かった
学園モノなんだけれど、いろんなものが詰め込まれていて、170分という長さになっちゃいましたが、
時間があれば是非是非、映画館で

物語は超難関の名門工科大ICE卒業以来、行方不明だったランチョーを捜す現在と、
彼ら3人の10年前の、苦難の学園生活が同時に語られていき、
確かに長いと感じる瞬間はあったけど、興味は削がれることはなく
しっぽまで餡子のギッシリ詰まったたい焼きのように、最後まで美味しい

それぞれに家庭の事情を抱えた3人の出会いから、強権的な学長との確執、
それにより強まっていく友情と恋!濃いですよ〜(笑)しかも
理系というだけあって男だらけ。しかももれなく濃ゆい(爆)

よい子は真似しちゃイケマセン的な、おバカな悪戯もたくさんですが、
イタズラも盗みも、ランチョーの愛が底にあります。
是非気のあった友人や家族と、劇場で見知らぬ人達と思いを同じくし、
アツく涙を滲ませ、思い切り笑っちゃって下さーい
もしも私のように一人ぼっちの鑑賞になったとしても、そこは全く心配ない、笑えます


撮影時44歳だった主演のアーミルは、この役に興味を持って名乗りを挙げて
実際体を絞って撮影までに24歳にみえるぐらいの変貌を遂げてきたというから凄い
それも、うまーくいーく  AAL IZZ WELL

監督自身が、大学受験勉強中の高校時代に受けたストレスを、いつか作品にしたい想いがあったというのが、この作品のきっかけだとか。
学歴競争が過熱し、真の幸せに生きる為の教育とは?の問いかけが
3人の往く手に委ねられています。

インドで記録的ヒットを飛ばしたのにも拘らず、日本では今頃の一般公開ですが
しかし、「世界中でリメイクが決定した」なんて、、、
まあ、それぞれのお国柄を出そうという事なのでしょうが、柳の下のドジョウ、正直要らないわ。

長いからDVDと決めて劇場鑑賞を逃すのは実に勿体無い、
私的には今年上半期のダントツ上位にきた作品〜

恭子不足症候群・・・

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今年は冬ドラに続き、この春クールのドラマも何気に面白く、
特に櫻井くんの「家族ゲーム」は目が離せない展開になってきたし、
この後始まる、新垣さんと綾野剛くんの「空飛ぶ広報室」は愉しんでます。
先日挙げた9本の、どれもリタイアしてないんですよね、、、、。

それでも、恭子ちゃん中毒は治まらない.....

Twiの恭子ちゃん目撃情報を整理すると、
未発表の恭子ちゃん作品は、現在までにTVが1本。映画が2本目撃されていますね。

BeeTVの「ラブパラドックス」は小泉孝太郎クンと。
ただ、コチラももしかしたら映画版なのかも知れません、、、

岡田将生くん、濱田岳くんW主演の映画「偉大なる、しゅららぼん」
これは貫地谷しほりさんとも再共演みたいです♪
昨日も今日も北関東で目撃されていたのは、どうやら北川景子さんとの映画で、
そのタイトルから、ホラーか?とつぶやかれてますが、
これも何時公開なのかも含めて、正式発表が待ち遠しいです

は、早く、クスリを〜〜っ くれーーっっ!バタリッ 

Tomoko & Kim ||| Far Away


東京エアポートOP を〜着信音に♪

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今頃みつけても、超〜嬉しい
東京エアポートOPの着信音〜↓↓


でも、これは爽やかで、1日の目覚めにぴったりなので、
目覚まし音として使いたいよね
できたら恭子ちゃんの「GooDay♪」音声入りで

 1年前の今日は、、、
「ワイルド7」DVD発売☆イベント瑛太&宇梶剛士が男だらけの撮影を暴露 深田恭子が来ると「みんなワイルドになる」深田恭子“男だらけ”のワイルド7に「楽しそうでうらやましい」〈速報〉瑛太「あそこに見たことのあ...>続きを読む

恭子ちゃん、1本目解禁♪

少年と自転車

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原題 LE GAMIN AU VELO/THE KID WITH A BIKE
製作年度 2011年
製作国・地域 ベルギー/フランス/イタリア
上映時間 87分
出演 セシル・ドゥ・フランス/トマス・ドレ/ジェレミー・レニエ/ファブリツィオ・ロンジョーネ/エゴン・ディ・マテオ
もうすぐ12歳になる少年シリル。父親は彼を児童養護施設に預けたまま行方知れずに。シリルは自分が捨てられたとは露とも思わず、父親を必死で捜し続ける。そんな中、美容師のサマンサと出会う。彼女は、なくなった大切な自転車を取り戻してくれた。そしてシリルは、サマンサに週末だけの里親になってくれと頼み、2人で父親捜しを続ける。やがて、ようやく父親を見つけ出し、再会を果たしたシリル。ところが父親は喜ぶどころか、シリルをすげなく拒絶してしまう。サマンサはシリルを心配し、それまで以上に彼の世話を焼くようになるのだが…。

コチラも公開当時、評判が良くて観たかった作品ですが、DVDにて鑑賞。
思ったよりも厳しく、痛々しい少年の日々を描いた作品でした。

冒頭から、親に捨てられ、それを認められない認めたくない少年の、恐怖というか
痛々しい姿にもう、胸が痛むのですが、、、
何も持たない子供でありながら、
彼は自分で確かめ、その目で見て、聞いた事だけを信じて進む姿が胸を打ちます。

それなのに・・・苦労して会った父親を前にすると、別人のように理解をみせ、
大人っぽく、嫌われないように振舞う姿が痛ましい。。。


本作は、ダルデンヌ監督が2003年に『息子のまなざし』のプロモーションで来日した際、少年犯罪についてのシンポジウムで聞いた“赤ちゃんの頃から施設に預けられた少年が、親が迎えに来るのを屋根にのぼって待ち続けていた”という衝撃的な話に着想を得て作られた。
と、公式サイトで紹介されています。コチラ
『息子のまなざし』は未見ですが、
男の眼差しで、注意深く、丁寧に、孤独の淵の少年心理を描いた作品だと感じました。

物語は、さまようシリルの行動をひたすら追い、うつむきがちな彼の心を映していくのです。

大好きな父親に見捨てられるという恐怖感。
それを、単に父親の育児放棄とは思えず、お金を渡し望みを捨てきれない子供の心理。
痛いほど掴まれたその痛さに、心を掴まれて、親になっていくサマンサの心理。
1時間半弱というサイズに、凝縮されています。

必要とする者。
必要とされる者。
必要としなくなる者―。
どうしようもない環境で、自分の一歩を踏み出す3人。

11歳の少年シリルが、ある時まで、
ただ父親に捨てられるのを怖れて繰り返す脱走劇には、正直、
ゴネてゴネて、、結局は自分の思い通りにしている我儘さも感じましたが、
結果的に彼はそうして自分で幸運を掴み取り、
犯罪を犯したらこう。家庭ではこう、という教えを学べるひとを掴んだのです。

シリルが自転車の次に取り返したもの――
それは、いつも彼を待っていてくれる人。キケンから守ってくれるひと。
これは、「子」が差し出した手を、まるで友情のように握り返した「親」の話でもあり、
血の繋がりとか、親ってなんだ?と改めて考えさせられました。

プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命

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原題 THE PLACE BEYOND THE PINES
製作年度 2012年
上映時間 141分
監督 デレク・シアンフランス
出演 ライアン・ゴズリング/ブラッドリー・クーパー/エヴァ・メンデス/レイ・リオッタ/ベン・メンデルソーン/デイン・デハーン

ある罪を巡る父親同士の因果が、その息子たちへと引き継がれて展開していくさまを、それぞれに視点を変えた3つの物語で描き出していく人間ドラマ
天才ライダーのルーク(ライアン・ゴズリング)は移動遊園地でバイクショーを行う刹那的な日々を送っていたある日、元恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)と再会。彼女がルークとの子どもを内緒で生んでいたことを知ると、二人の生活のためにバイクテクニックを生かして銀行強盗をするようになる。ある日銀行を襲撃したルークは逃走する際、昇進を目指す野心的な新米警官エイヴリー(ブラッドリー・クーパー)に追い込まれるが……。

物語の舞台となる町の名前「スケネクタディ」は、先住民モホーク族の言葉で「松の木の向こう」と言う意味。
その原題に日本では「宿命」をつけて解りやすくしていました。
その森を通る時―、
それぞれのパートの主人公は新たな展開に足を踏み入れるのですが…―

通称"ハンサム・ルーク"として、子供たちにも人気の天才ライダーは、
ある日会いに来た元カノと再会して、旅回りを止めてこの町に根を下ろそうと決める。
最初のパートは、この自信家でキレやすいルークが、
自分の子供と出会い、夢を見、、、そして新米警察官、エイヴリーと出会うまで―。

一方、頭の上がらない、判事の父を持ちながらも、
ルークとの事件以来時の人となったエイブリーは、得意満面の仕事復帰を果たすが、
思いもかけない落とし穴が待ち受ける第2のパート。

そして15年後、町の有名人だった父の葬儀の日、エイヴリーは別れた妻に息子AJを預けられ、
ルークとロミーナの息子、ジェイソンとAJがこの町で関わっていく第3のパート。


ブラッドリー目当ての方にはジリジリと長いルークのパートだったかもですが、
このパートの終盤の2人のシーンに、釘付けになった事でしょう。
敢えてその後にリプレイのない、野心的だが経験のないエイヴリーの「失敗」
その後の内部調査でも、敢えてのエイヴリーの瞳の証言に止めた映像。。。

その場しのぎで生きてきたルークが、己の孤独を認め、愛する者に何かを残したいという、
彼のとった道…ルークのキャラが炸裂のパートは、セリフを抑え画で見せていく

一方で、威圧的な父親に認められたくて出世したい、どこか姑息なエイヴリーが、
自分の過ちが更にロミーナたちを苦しめるに至り、
自己保身と、過去を清算するためにその父を頼り、策を打って出る…―
カエルの子はカエル――という言葉が過ぎり、次のパートの、終盤に繋がります。

その最終章は、あららの都合良過ぎの展開ですが(笑)
ルークの息子・ジェイソンを演じたデイン・デハーンくんに尽きます。
彼もまた父親の通った森への道を辿るのですが、
やや雑な展開の第3パートを、彼の存在が救ってくれたかな〜。
それまであまり触れられなかったエイヴリーの罪悪感を引き出す時、そして、旅立つ姿。

「バスケットボール・ダイアリーズ」の頃のディカプリオを彷彿とさせる彼は、
17歳の役を演じては居ますが実は27歳というからびっくりです!
「欲望のバージニア」はスルー予定だったけど、彼が出ていて迷ってしまう〜

ドライブ」と被るライアン、「ザ・ワーズ 盗まれた人生」と被るブラッドリーでしたが
画的にも好みで、無口なそのシーンに表れる不幸の予感に引き込まれます

愛さえあれば

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原題 DEN SKALDEDE FRISOR/LOVE IS ALL YOU NEED
製作年度 2012年
製作国・地域 デンマーク
上映時間 116分
監督 スサンネ・ビア
出演 ピアース・ブロスナン/トリーヌ・ディルホム/キム・ボドゥニア/セバスチャン・イェセン/モリー・ブリキスト・エゲリンドパプリカ・スティーン

結婚式の準備を通じて本当に自分が求めているものを見つける男女を描く、大人のためのラブロマンス
家族の幸せを第一に生きてきた中年女性イーダ。乳がんの治療もひと区切りつき、娘の結婚式を目前に控え、明るい未来が見え始めたそのとき、夫の浮気が発覚。一方、イギリス人の会社経営者フィリップは、愛する妻を事故で失った悲しみから何年たっても立ち直れず、仕事ひと筋に打ち込んできた。そのせいでひとり息子とも疎遠、心通わせる相手がひとりもいなくなっていた。イーダとフィリップは、それぞれの娘と息子が結婚式を挙げるイタリアへ向かう空港で、偶然にして最悪の出会い方をする。

南イタリアの果樹園付き別荘で開かれる娘の結婚式に、一人で行く事になったイーダ。
自身の乳がんのことを除けば、なんら不安のなかったイーダのショックが伝わってくるも、
その動揺っぷりがかなり可笑しく描かれて、
ちょっと老けた王子さまとの出会いでかなり強気に転じる辺りも微笑ましい序盤

舞台となる別荘ではイーダとフィリップの子供が、廃墟同然の屋敷を
彼らの為に集まってくるゲストを迎える準備に余念がない。
知り合ってまだ3ヶ月そこそこの、キラキラ幸せそうな、2人・・。

そこにデンマークから、イーダの夫が浮気相手を同伴して、
フィリップを慕う亡妻の妹親子が、イーダのマザコン気味な息子も赴任先から、
それぞれにトラブルの種を抱えた人たちがやってくる。


自分自身の病気や、愛妻の事故死、夫の浮気―
子供たちの結婚問題、親戚との付き合い方…―
ここで繰り広げられる問題も、人物も、今は何一つ驚きはない。
誰にも約束された安定はないこの日常に起る問題が、明るい日差しの中で晒されるだけ。
それでも、ドジだけど穏やかで平凡なイーダに寄り添い、応援しながら愉しめました♪

ぃや、、私なら、あそこは"NO"でしょ〜!!とか、
思い込みの激しいベネディクテのネットリ誘うシーンにホラー展開ー?!とか(笑)
まったりしてそうで、ざわざわもあり(笑)
ピアース以外お初のキャストだし、期待がなかった分愉しめたかな〜♪
南イタリア・ソレントのロケーションが素敵で、そこはちょっと得した気分になれます
その果樹園でイーダにオレンジとレモンの関係、レモンの木を蝕むカイガラムシの話を
フィリップがレクチャーするのが興味深かったです。
それにしてもベネディクテ役の方は、どうしてもLiLiCoに見えたわ

家族ゲーム 1〜7話

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毎週水曜 22:00〜22:54
原作 本間洋平「家族ゲーム」
脚本 武藤将吾
演出 佐藤祐市
主題歌 EndlessGame/ 嵐
出演 櫻井翔/神木隆之介/浦上晟周/忽那汐里/板尾創路/鈴木保奈美
沼田家には2人の息子がいる。兄・慎一(神木隆之介)は秀才だが、弟・茂之(浦上晟周)は落ちこぼれ、現在引きこもり中で高校進学さえ危うい状態。そんな茂之の将来を心配した両親は、インターネットで見つけた「東大合格率100%の天才家庭教師!」という広告を見つけ、「天才家庭教師」という吉本荒野(櫻井翔)に連絡を取る。
茂之の復学と慎一を県内トップの名門校に進学させるという命題を突きつけられた吉本だが、「5日間で結構。ただしその間、自らの教育方針には一切の口出しをしないでほしい」という条件を提示し、茂之の家庭教師を引き受ける。

吉本荒野が沼田家の家族面談をしているところから始まる物語は、
この主人公の破天荒なキャラを強調したいあまりの、奇をてらった感のある演出に
ちょっと引いた初回だったけれども―、

ニヤニヤ顔で有無を云わせずの茂之の引っ張り出しの奇策から、
これが自分の身におきたことではない安心感から(笑)吉本荒野に興味が出て、
2話の、イジメられている茂之への、裏をかいた救い。そして
徐々に厭な事から避けて逃げ回るだけの茂之を変えていく、彼流に惹かれていく。

そして吉本荒野に不信感を抱いていた慎一は、
3話で病院に連れて行かれ、ホンモノの吉本荒野に引き合わされる。
それでも吉本への疑いを拭えない慎一は4話でネットに「吉本荒野を訴える会」をみつけ
管理人とメールのやり取りを始める。。。吉本追放に熱を上げる慎一。
しかし、茂之は確実に成績アップ。女の子とデート。
そこに、子供たちから相手にして貰えない孤独を抱える佳代子に覗き見させ、
佳代子の自分への不信感を取り除く事に成功

ここまで家族の行動を十分にウォッチ。時には子供を買収、罠に嵌めていく吉本荒野…。
そして―、核に触れたこの7話

吉本に100万借りて株の損失を補填したばかりの佳代子。しっかし最早中毒?!
近所の無責任な噂に乗せられて買った株の損失は1000万!!!
ホンキで怒る吉本に促され、実は勘当されている実家の親に頼みに行くが
「1000万程度ならあの家を売ればいい」と、
一茂を見限っている父親には元々お前たちには不釣り合いの家だったんだと言われてしまう。

追い詰められた佳代子は手首を切ろうと......そんな佳代子を押し止め、
お母さんが死ぬ前に僕が死にます。
初めから決めていたんで。…こうなってしまったらこうするって。
彼の生命保険の受取人は一茂になっていると言い、お母さんには生きていて欲しいから。
慎一と茂之の為に…。生きて欲しいんです。生きていれば、まだ変われますと。
そんな2人を呆然とみつめる一茂は、この日息子と真希を取り合ったばかり…
吉本にナゼこうなったのか説明されても何がナンだか解らない有様。―

「お父さん。あなたが家族を顧みなかったせいで、何も気付いてあげなかったせいで…!
ここまでいろんなコトが悪化したんですよ!」吉本の言葉は一茂に届くのか....

翌日、佳代子の両親がやってきて1000万の小切手を差し出すが、
この期に及んでもその場しのぎの見栄を張る一之は、
「この借金は私が何とかしてみせます」と断る。

関係がこじれた使い込みの件も、あれは水増し請求じゃない。必要経費だ。との認識。
あんなことぐらい、うちの会社だったら誰だってやってる。と反省の色無し。

見栄を張って上辺だけの家族を演じてきた結果がこの状況を招いたこと
慎一や茂之のことだって、決して社会や時代のせいじゃない。全部あんたたちが悪い
親が子供に向き合ってやらないから、躾てやらないから子供が大人になれないんだ
いいかげん気付けよ!!

この7話は、終盤に向けての大きな山場だったように思います。

ホンモノの「吉本荒野(忍成修吾)」が実は、、というのも予想通りだったし、
分不相応な家で平和な家族を演じてきた沼田家の
一人一人の傷に塩を塗り、独りでは堪えられないところまで追い込んで膿を出す。。。
ニセ吉本の覚悟が伝わってきて、解っていてもグッときました。

そして、それはこの後に待っている今の沼田家の崩壊と、
全て失わないと生まれないモノへの布石となる、吉本の蒔いた種が芽をふくのを
確かめていく終盤へのアプローチなのですね。。。

好いドラマは音楽もイイ本多俊之さんのテーマ曲が
不安定な家族の姿、頑張ってる吉本の心理に添うように流れてとっても合ってる
最終回まで、ダレることなくこのままいって欲しい

オブリビオン

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原題 OBLIVION
製作年度 2013年
原作 ジョセフ・コシンスキー
脚本 カール・ガイダシェク 、マイケル・デブライン
上映時間 124分
監督 ジョセフ・コシンスキー
出演 トム・クルーズ/モーガン・フリーマン/オルガ・キュリレンコ/アンドレア・ライズブロー/ニコライ・コスター=ワルドー/メリッサ・レオ
2077年、地球はエイリアンの襲撃によって壊滅的な被害を受ける。やがて生き残った人類は他の惑星へと移住し、人々のいなくなった地球では、ドローンと呼ばれる無人偵察機による監視が続けられていた。そんな地球に残り、ドローンのメンテナンスやパトロールなどの任務に当たるジャック。ある日、未確認の宇宙船の墜落現場へと向かった彼は、そこでカプセルの中で眠る美女を発見する。やがて目を覚ました彼女はジュリアと名乗り、なぜか会ったこともないジャックの名を口にする。しかし肝心な記憶は曖昧で、彼女自身が何者なのかも分からなかった。一方ジュリアとの出会いをきっかけに、自分にも失われた記憶があることに気づくジャックだったが…。

まず、高度1,000メートルのジャックの基地、スカイタワーには
パートナー・ヴィクトリアがいて常に彼をフォロー。たった一人残ったわけではない。
しかし、記憶を消されて5年。繰り返し見る同じ女性の夢…彼女が誰なのか知らない…。

もうこの序盤で、もしかしたら、、、と思ったら、、
アレもコレも、、やっぱりそうだった......。


設定も美術も、SF好きの方には、それぞれ過ぎる作品が幾つかあると思うのですが、
やっぱり私的には「月に囚われた男」に贅肉をつけ、ハリウッドらしく派手な戦闘シーンを盛り込んだ作品、という気がした。
そんでやっぱりラストもハリウッド好み。
あの作品のラストの尾を引くような"ヒト"の底知れない哀しみ、余韻はコチラには感じられない。

ただ、無人偵察機といより攻撃型ロボ・ドローンの怒ったような造詣が可愛い!
バブルシップも、「スターウォーズ」の進化系っぽくて、
空中戦はかなりスリリング

年代モノの宇宙船が墜落してからは登場人物も増え、かなり動きはあるものの、
ストーリーは見えてきて、やや長く感じてしまったけど、ほぼ2時間だったのね
(それにしてはトイレに立つ人が多くて、イラッとしたわ)

ジャックの環境というか、予測がつく内容なので新鮮な驚きはないですが、
見所は追いつ、追われつのトムちんのバブルシップでの空中銃撃戦でしょうか。
過剰に期待しないで行けば、全体には普通に楽しめると思います。

今月の気になる作品♪

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今年の関東は昨年よりも10日も早い入梅宣言となって、
大物のお洗濯に気をもむ日々を過ごしていますが、皆さんの所では如何でしょう。
若い時は雨に濡れた紫陽花や、雨に洗われて輝く街路樹の緑にもにも感動したり(笑)
この時期も意外と嫌いじゃなかったのですが、、、時間は誠に残酷
今じゃあ洗濯物の心配とか、食中毒の季節だわ〜とか

さて今日から6月―
そして1日は映画の日。誰でも1000円ということで、オトナはお得感がありましたが、
全国のTOHOでは、今日から高校生は1000円〜♪
もう、友情割引気にしなくても、カップルでも一人でも、いつでも千円です!
この6月の梅雨時期、そして暑くなる夏休みにも嬉しいですね〜

                       
6月14日(金)
華麗なるギャツビー
レオナルド・ディカプリオ/トビー・マグワイア/キャリー・マリガン
数々の名作を世に送り出した作家F・スコット・フィッツジェラルドの「グレート・ギャツビー」を実写化したドラマ
1974のレッドフォードのは、肝心なヒロイン、ミアが私的にダメで、もうその事しか覚えてないくらい
今回はキャリー・マリガン♪

6月15日(土)
二流小説家 シリアリスト
上川隆也/片瀬那奈/武田真治
「臨場」「遺留捜査」&映画『臨場 劇場版』の監督だし、
これもヒロインが片瀬那奈??ってカンジは不安だけど上川&武田真治は私得〜

6月22日(土)
さよなら渓谷
真木よう子/大西信満/鈴木杏
『まほろ駅前多田便利軒』の大森立嗣監督だもの、きっと面白いと思うんだけど、、
キャストにそそられない.......

6月29日(土)
欲望のバージニア
シャイア・ラブーフ/トム・ハーディ
禁酒法時代のアメリカを舞台に、密造酒の業界においてその名をとどろかせた実在の無法者3兄弟の生きざまを描いた犯罪ドラマ。この時代モノ、多いよね〜。。。

真夏の方程式
福山雅治/吉高由里子/杏
これもキャストに惹かれなくて、、困ってる。。。


 6月14日公開。ユアンとナオミの「インポッシブル」.......迷い中。。。
6月8日公開。「奇跡のリンゴ」中村義洋監督なんだけどなぁ、、、
先にご覧になった方、背中を押して下さい〜〜.....

恭子ちゃん、2本目解禁♪

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ロケに遭遇した方たちのつぶやきで、一部共演者情報に混乱も(?)あるようですが、
想像するに怖いところでの撮影でも、ふたりの綺麗さはやっぱり特別のよう
恭子ちゃんはドレス姿だったともつぶやかれています。
早く「ルームメイト」最新画像が公開されますように

「主役の女性2人がガチでぶつかり合う企画。
演技力と存在感を備え、なおかつ互いの個性が違い、
共に女性の憧れである女優でなければならなかった」

・・・・・いいねえ(←だれ?
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この愛のために撃て

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決して君を不幸にはしない。

妻を誘拐された男の“極限の愛”がパリの街を疾走する。
息もつかせぬニュー・フレンチ・ノワール誕生!
原題 A BOUT PORTANT
製作年度 2010年
製作国・地域 フランス
上映時間 85分
監督 フレッド・カヴァイエ
音楽 クラウス・バデルト
出演 ジル・ルルーシュ/エレナ・アナヤ/ロシュディ・ゼム/ジェラール・ランヴァン/ミレーユ・ペリ/エクレール・ペロ
看護助手のサミュエル(ジル・ルルーシュ)はある日出産間近の妻を何者かに誘拐され、彼が勤める病院から警察の監視下にある男を連れ出すよう要求される。その男とはある重要事件の容疑者サルテ(ロシュディ・ゼム)で、訳も分からぬまま犯人の要求に従うサミュエルは、やがて警察からも追われる身に。孤立無援の状況下、妻を救うため彼は必死の思いで奔走する。

コチラは公開当時評判が良かった作品、一昨年夏公開のフランス映画。
BSで字幕放送したものを録画視聴しました。
巻き込まれ型のサスペンスアクションものでしたが、
最初のシーンから僅かに2日ほどの戦いを、息もつかせず展開していく1時間半

冒頭、とある事件現場から逃走する一人の男は、既に深手を負っていたが、
2人組に追われる途中でバイクに撥ねられ、救急病院に搬送され一命を取り止める。
そこで看護助手をしていたのが、出産間近の妻ナディアとの満ち足りた生活を送るサミュエル。
この、ただの看護助手が事件に巻き込まれ、見えない悪との戦いを強いられる。


携帯電話の登場から、ある意味犯罪のスタイルは直接的になり恐ろしく、
追う側も、通信網の発達から追跡しやすく、
迷路のようなパリの地下鉄の追跡シーンでは、まだ記憶に新しいニノの「プラチナデータ」を思い起こさせ、
人間の開発した優れた技術も、敵の手に渡れば恐ろしい武器となるコトも震え上がらせる。

また、測らずも敵の正体に直面するシーンでは、
藁の楯」のSP銘苅が最も厄介で怖れた「訓練を受けたもの」という言葉が甦り、
恐怖と共にとるべき道を模索し、観客も傍観者でいられない、、、

悪と戦う男の姿は、裏を返せば愛の為に命を賭ける男の姿。
ふたりの男が疾走する1時間半、飽きさせません。

ひとりごと・・・
私が、生きる肌」の1年前のエレナ・アナヤ、今回も身体張ってます(笑)
あれだけ冷酷に人を殺し警官まで殺したにしては、16年の刑とは軽過ぎないか?
しかも模範囚で7年で出所だなんて、フランスって、日本以上に刑が軽い?

おめでとう!W杯一番乗り♪

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ここ2戦の不安視される試合内容もありながら、
勝ってW杯の出場を決めるのが当たり前のような重圧を感じる昨日の試合。
アツくなったと言うより、もう、無口になって食い入るように見つめ続けた試合でした!

そして、
ホントに土壇場でついに、PK。 待望の1点を獲って、歓喜の旗がゆれて――
おめでとう〜!!5大会連続5回目!

続くコンフェデ杯からの1年も、皆がケガなく戦えますように!


ビックマウスと云われ、数々の本田語録もありますが、
今回、試合直後のコメントより、その後の囲み取材での彼のコメント
「子供は社会からの預かりもの(だと思ってるんで)」
そして、今日の会見での名前を挙げながらの、
「個を高める」発言の真意、(それぞれの今日のシーンの精度を上げる)想いを受けて、
やっぱり彼のどこか崇高な優しさのようなものを感じました。


本田「自立していかに個を高めるか」
長谷部誠「コンフェデではチャレンジしていきたい」

TAKE FIVE 〜俺たちは愛を盗めるか〜1〜7話

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毎週金曜 22:00〜22:54 TBS
原案・脚本 櫻井武晴
脚本 櫻井武晴 藤井清美 丑尾健太郎
演出 岡本伸吾、渡瀬暁彦、川嶋龍太郎
音楽 菅野祐悟
出演 唐沢寿明/松坂桃李/六角精児/入江甚儀/千葉雄大/稲垣吾郎/倍賞美津子/松雪泰子

表の顔は大学教授、そして裏の顔は伝説の大泥棒「TAKE FIVE」のメンバーという男・帆村正義。
正義の口癖は「盗みは人を不幸にする。でも盗むならそこには愛が必要だ!」

そんな帆村に「ルクレツィアの肖像」の写真を送りつけた謎のホームレスの女(倍賞美津子)
女は絵画の在処が「東都銀行の担保倉庫」だと云う。
何故か正義は絵画の所在を確認したい衝動を抑えきれず、銀行の倉庫に忍び込んでしまうが、
そこで一匹狼の泥棒・新美晴登と遭遇。
警報によって芝大門警察署の刑事・笹原瑠衣が駆けつけた―!

1話でほぼメインのキャラが勢ぞろい。
悪い奴らから大金をせしめる20年前の史上最強の窃盗団「TAKE FIVE」とメンバーの関係、
刑事笹原と帆村の浅からぬ因縁は、毎回の帆村の講義のテーマの四文字熟語(笑)によって
次第に浮かび上がってくる。
そして新・TAKE FIVEが立ち上がるが、
そんな正義に、警察に身を置きながら彼らを監視していた岩月が接近、メンバーに加わるが…?

TAKE FIVEの軽快な音楽に乗って
彼らは銀行の投資信託・ハピネス・トラストに関する機密データを盗み、
芝大門署が警護していた国宝級の“四天王像”の盗難の一件では、
窮地に立たされた瑠衣と昇太郎(千葉雄大)を救い、
大学教授兄の“奇跡のマウス”奪還では、袂を分かつ兄弟の仲を修復させ、
なるほど、どこかに愛が生まれてる(笑)
そして再びルクレツィアの肖像の在処が、ホームレスの女から帆村にもたらされる―

しかしそのダ・ヴィンチの名画は、テイク・ファイブの犯行の手口をすっかり真似た
何者かによって盗まれ、晴登はナルミ(黒木メイサ)という女に挑発され
元テイク・ファイブのメンバーだった後藤(峰竜太)に罠に嵌められ瑠衣に逮捕されてしまう


そして6話でTAKE FIVEは晴登を欠いたメンバーで、後藤率いる偽テイク・ファイブとルクレツィアの肖像を奪い合う、直接対決のタイムリミットを迎えるのだが…―

このニセTAKE FIVEとのエピソードは2週に亘って描かれて、なかなか面白かったけど、
アノゲストはダメでしょう〜〜!オトナの事情ってヤツかも知れないけど
ちょっと他の俳優さんたちに失礼でしょう〜と、緊張感もあり面白かったのが、
アノ一人の方のシーンで雰囲気ぶち壊し。まあ、セリフが殆ど無いのが救いだったけど

で、
瑠衣は岩月を尾行し、ついに「TAKE FIVE」のアジトのジャズバーに現れるのですねぇ


最大の謎は、謎の女と帆村が執着するダ・ヴィンチの名画「ルクレツィアの肖像」に
どんな意味が隠されているのか?ですが、
謎のホームレスの女の正体は何者で、どう絵画と関わっているのか?
瑠衣は父親の死の真相を知り愛を取り戻せるのか?そして、
正義たちは、史上最強と謳われた窃盗団が20年前に解散した本当の理由にたどり着けるのか?

個人的には、警察官でありながらTAKE FIVEのメンバーになった岩月の目的とか、
ちらちら映るアノ従業員は、一体ナニモノ?とか、気にしつつ、
手に汗握らない(ふふふ)彼らの騙し、潜入し、盗むテクとそれで分かち合えるものを愉しみたい
コチラも菅野祐悟さんの音楽が、軽快で画に合っててステキ〜

この後、10時からの第8話ゲストは、宝塚歌劇団の5人組。
謎に少しは迫る回になっているのか、楽しみです♪

奇跡のリンゴ

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それは、
妻への愛でした。
上映時間 129分
原作 石川拓治
脚本 監督 中村義洋
音楽 久石譲
出演 阿部サダヲ/菅野美穂/池内博之/笹野高史/伊武雅刀/畠山紬/原田美枝子/山崎努

石川拓治原作のノンフィクションを基に、夢物語だといわれていたリンゴの無農薬栽培を成し遂げた農家の苦難の道のりを映し出す。
1975年、秋則(阿部サダヲ)は青森県弘前市で妻の美栄子(菅野美穂)と共にリンゴを栽培していた。彼は、年に十数回にわたり散布する農薬が原因で皮膚に異常をきたしてしまい、寝込むこともある妻の体を心配して無農薬でリンゴを育てることを心に誓う。だが、農薬を使わないリンゴ栽培はその当時「神の領域」ともいわれ、実現するのは絶対無理だと思われており……。

先日の「種まく旅人〜みのりの茶〜」は、九州発無農薬のお茶でしたが、
コチラは青森を舞台にした無農薬リンゴの栽培に取り組んだ、家族のお話。
ノルウェー暮らし・イン・原宿」のまだ〜むに背中を押して貰えたので観てきました♪
コミカルな語り口ながら、心揺さぶられる素敵な作品でした〜

まだ青森でご健在の、リンゴ農家・木村秋則さんの、11年に及ぶ苦難の道程―。
それは、、、
ぜひ、劇場でご覧になって戴きたいです。 
                                    

一口に無農薬栽培といっても、特に私たち日本人の消費者って、ウルサイですよね〜。
味にも、見てくれにも。スーパーにキチンと並んだ野菜を見ていつも思います。
殊にデリケートなりんごは、まず無農薬ではあり得ない、農家泣かせの果物
しかし、シンプルに妻への想いから、周囲の反対を押し切って奇跡のリンゴに挑むのですが…―

前向きで明るく、、照らすヒトだった秋則は、いつしか家族に照らされていたのでしょう。。
自然と共に生きる農家にとって、花を咲かせられない年は、まず年収はゼロになる。
ゼロを何年も繰り返す秋則の挑戦は、ガマンを強いられる家族よりも、周囲の人の風当たりの方が強く、
バカと言われるよりも彼を打ちのめす「カマド消し」という言葉。

人間、ドツボに嵌ると思考は繰り返し、、秋則もまた追い詰められて「何がいけないのか」
悪いトコ探しをし続けます。
そんな絶望の中で、分け入った森の中で彼は新たな「何で?」に出会う。「何がいいの?」
引き算を続けた挙句の、足し算への道
お岩木山は、彼の問いかけに答えてくれたんですね........

主要キャストもみんな自然体でいいのですが、
久しぶりにアツくて温かい池内クンをみれたことと、
山崎努さんの親父が、超〜〜素敵でした
        ・・・この家族愛にカンパイ・・・        

空飛ぶ広報室 1〜8話

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なりたいものになれなくても、別の何かになれる――
毎週日曜 21:00〜21:54
原作 有川浩「空飛ぶ広報室」(幻冬舎刊)
脚本 野木亜紀子
演出 土井裕泰
新垣結衣/綾野剛/柴田恭兵/要潤/ムロツヨシ/桐山漣/生瀬勝久

これはプロデューサーが恭子ちゃん主演ドラマ「専業主婦探偵〜私はシャドウ」の
磯山晶さん。で、
演出は「日韓共同制作ドラマ・フレンズ」「ストロベリー・オン・ザ・ショートケーキ」の
土井裕泰さん!ステキなドラマの予感がしました

自信家で強気な元報道記者のテレビディレクター・稲葉リカと、
不慮の事故で夢を断たれた元戦闘機パイロット・空井大祐。
共に頑張って夢を叶える寸前で、、、
――夢が途中で絶たれることもある。
人生の第一志望の道を断たれた二人が出会い、やりたくなくてもやらなければならない
現実の仕事に、どう立ち向かって行動していくのか?という物語♪

当初は、
無実の人を追い詰めようが、結果その家族が精神的に異常をきたそうが、
自分は仕事をしただけ。
弱い人が悪いとばかりの言い草で、その為に左遷された自分はツイてなかった!
と、まあ感じ悪いガッキー。
何も解ってなかった、解ろうともしなかったガツガツ女・ガッキーが、
何も見ていなかった、自分の愚かさ、傲慢さに涙した瞬間、、、よしっっ
なんか、今までで一番好きなガッキーのドラマかも

優れた交渉術を持ち、部下の企画を全面的にバックアップし、不可能を可能にしてしまうという
詐欺師・鷺坂こと広報室長・鷺坂正司役・柴田恭兵が、バッチリはまってます♪

リカが配属された情報局の情報番組を担当するチーフディレクター阿久津も
取材に対する姿勢にキツイ、しかし親心とも言える辛口指導もナイス

タイプの違うこの2人の上司に見守られて、リカと空井は人間的にも少しずつ成長し、
新しい職場でのやる気も芽生えてきて、仕事に向かう姿勢も違ってきているここまで。

やりたかった事が上手く行かなくても、やりたくない仕事であっても、
真正面から向き合えば、そこに得る事は必ずあるし、
失敗しても、人生はそこで終わりじゃない。そう云えるまでに精神的にも成長をみせたリカに、
8話でキスしちゃった空井@綾野くん〜〜リカを見つめる目がいいわ〜〜
リカは同期で友人の藤枝 (桐山漣) が報道番組で失敗し、傷つき落ち込む彼を
自分の企画番組でナレーターとして再浮上させたいと…―

夢に躓いた若者の仕事と恋と友情♪
今まで知ることもなかった航空幕僚監部の広報室も物珍しく、
キャストの制服姿もキマッてて、男子がCAに燃えるが如きの、制服萌え〜の自分にびっくり(笑)
この後9時からの
第9話 「 つのる想い・あふれる涙 」楽しみです〜

恭子ちゃん、ドラマ情報♪

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小泉孝太郎クンとの夏の連ドラ、やっと公式発表になりました!
孝太郎クンの主演記事のところに、原作が「誰かsomebody」「名もなき毒」とあったので、
恭子ちゃんはてっきり妻役だと期待していたんですが、
リレーでヒロイン交代ですか・・・
(恭子ちゃんと南沢奈央ちゃんは前半5話「誰かsomebody」のみなんですね)

テレビでは、私的にどうしてもいいところが見つけられなかったドラマ「セカンドバージン」
サスペンスも、人間ドラマとして楽しめたWOWOW「幻夜」以来の悪女役ですかね〜。

我々人間がそもそも毒であり、
解毒剤もまたひとである― という、
これは神山由美子脚本、金子文紀さん等演出陣に期待です♪

それにしても、しゅららぼんにinする前4月頃に、一度だけ目撃されていた孝太郎クンとのロケは
このドラマのワンシーンだったのでしょうか?
てっきり当時撮影してた「ラブ〜」の方だと思ってしまいました

深田恭子→真矢みきがヒロインリレー 小泉孝太郎主演ドラマ『名もなき毒』
孝太郎ドラマ、深田恭子から真矢みきへ“ヒロインリレー”
<名もなき毒>深キョンから真矢みきへヒロインリレー 孝太郎の妻役は国仲涼子
深田恭子→真矢みきがヒロインリレー 小泉孝太郎主演ドラマ『名もなき毒』
深キョン&真矢、宮部みゆき原作で“Wヒロイン”
コチラも更新されていました☆


                                            

名もなきニュース♪

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【TBS】7/8(月)よる8時スタート!
小泉孝太郎主演『名もなき毒』初スポット

ああ、、残念。。。
恭子ちゃん、シルエットのみです....。どこだかお判りですね.....
「名もなき毒」プレサイトがオープンしましたね♪コチラ
公式twitterもスタート
孝太郎クンと国仲さんがクランクインとつぶやかれています
公式ドラマサイトとtwitter、
なるべく早く、左サイドバーに載せるつもりですが、ちょっとお待ちください


『名もなき毒』プロデューサーの橘です。番組公式twitterの方スタートしました!Webスタッフの皆さんと共に、現場からの情報など、お届けしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

— 名もなき毒さん (@namonakidoku) 2013年6月10日
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